【蔵】

本　名：キュール=シュランク
本　職：魔術師
種　族：怪人類
　　　　妖怪族
　　　　付喪神種
性格等：世話焼きでお節介な一面もある。

～ストーリー～
　冷蔵庫の付喪神の娘。元となった冷蔵庫は機械時代の最新型で、冷蔵・冷凍・温蔵の三機能を備えた高性能モデルだった。とある機械工の家で代々受け継がれ、長年にわたり大切に使われてきたが、ある日、前当主の代に付喪神として目覚めた。

目覚めたキュールは、前当主から魔術と料理を学び、家の一員として暮らすようになる。そして、現当主がまだ幼い頃から世話係として仕えることとなり、以来ずっと彼の生活を支え続けている。

キュールの身体は、胸部が前面に倒れるように開き、その内部に食料や飲料を保存することができる。収納魔術により、見た目以上の容量を持ち、温度帯も魔術的に制御されており、かつての機械時代をはるかに上回る性能を発揮する。

現当主が成長した今も、キュールは変わらず彼の身の回りの世話を焼いている。ありがたく思われている一方で、時には「ちょっと過保護すぎる」と、軽く困られることもあるようだ。

「ごはん食べた？おやつも持っていきなさい、今日は冷凍庫の子たちが機嫌いいの。」