椰子 -電車の女学校-

「椰子 -電車の女学校-」

※小説は公開停止になりました。

広島電鉄家政女学校を舞台にした小説、そのメインとなる三人娘です。
全員、昭和18年入学の栄えある第一期生、入学当時14歳。

中央／２枚目・森島美春
瀬戸内海の小さな島に生まれ育ったので、電車の存在さえ知らない。
勉強したい一心で入学し、学業のかたわら車掌業務をすると聞き、衝撃を受ける。
かなり小柄。
乗務鞄は証言を元にした想像です。

左／３枚目・安田夏子
大阪生まれ、家政女学校入学前は父の仕事の都合で尾道に暮らしていた。
幼少から電車に慣れ親しんだので、乗り方や車両に詳しい。
勝ち気でよく喋るムードメーカー的存在。
モンペは自前です。

右／４枚目・吉川千秋
広島市内に生まれたが、父が出征してから島根の祖母に身を寄せていた。
広島の地理に詳しく穏やかな性格なので、いつの間にかリーダー的存在にされるが、実は気が弱い。
背が高く美人(画力すみません)。
最初期の制服。すぐにスカートをモンペに縫い直すよう指示され、ターバンは鉢巻に変わった。