妄想Valkyrie

もし、なずな（にーちゃんとは言わない）がValkyrieにとどまっていたら。という妄想をせずにはおれない。「君は完璧だ」と宗さんに言わしめた「仁兎なずな」がValkyrieに存在していたら、それは完璧で究極でしかも幸せな世界であったろう。
しかし、なずなはRa*bitsがあったからこそ「にーちゃん」になれた。人間になれた。また、なずなが「にーちゃん」になれたからこそ斎宮と影片の2人のValkyrieも蘇った。互いが互いとして存在するからこそ互いが成り立っているようなもので、彼らが一体となることはあり得ない。
勿論にーちゃんにはRa*bitsとしての未来しか考えられないし、Valkyrieの2人も同様である。だからそれこそ妄想かスタライでしか、見ることはできないのだろう。

そんな妄想を戯れに描いてみた。
なずなのValkyrie衣装は捏造です。

打たれ弱いと言われつつも、傷ついても打ちのめされても結局「カカカッ」と笑い飛ばして立ち直る斎宮の強さは、芸術を極めるという信念に支えられているから。そんな彼らの行く手がどんなに険しかろうとも、何に遮られようとも、瓦礫を乗り越え、華を咲かせ、高みへと駆け抜けていくのだろう。

今回、某SitouNoki氏の「何ヶ月上達法」をやってみようと思い立ち、その一週目「今の全力の本気絵」を描く、という趣旨でこのイラストを描きました。これ1枚描くのに2週間掛かっちゃったので、上達するのは半年後くらいになりそう。
いつもなら妥協するようなところもこだわって、とりあえず全力は出せたかな。