光の庭

⚠️これは本編後番外編「光の庭」のネタバレを含んでいます！

どうして『光の庭』というタイトルなんだろう、とずっと考えていたのですが、(解釈は人それぞれですが)英二にとってアッシュは一瞬の煌めく光そのものであり、本編後7年にわたって光の消えた暗闇の中を歩んできた英二が、作中の「─ごめんよ、長いこと閉じ込めてしまって 君の写真を全て隠して…」以降の描写で、そこでようやく暖かい光が差したような、アッシュと向き合うことで暗闇の7年に終止符が打たれたような、そんな考えが思い浮かびました。

過去に撮った写真を見返している時の英二の顔はどこか赦しを得た罪人のようで、ここを読んでいる時涙が止まりませんでした…シンもずっとアッシュに囚われていて、この夜明けを見ることでシン自身も向き合うことが出来たのだな、と苦しくなりました……。

光の庭を読んでからずっと漠然と描きたいなと思っていたイメージがあったんですけど、中々描けず…やっと表現出来て嬉しい限りです！