一方で携帯できる弾薬が減る、反動制御が難しく連射に向かないため、M16,M4に使用される5.56mmNATO弾は、これらの欠点を解消するためM14等の7.62mmNATO弾に変わって採用されました。今では防弾チョッキ普及による威力不足を補うため6.8mm弾が採用されつつあります。
一方で、火薬量、弾頭重量が大きいと、運動エネルギーが大きくなり、遠距離での交戦に適します。スナイパーライフルの弾丸が大きいのはこの理由もありますし、二次大戦時以前のライフルの弾薬が大きいのは長距離での戦闘を想定していたからです。
火薬量も必要ですが、弾頭の形状、ライフリングによる回転等が関わってきます。要は先端がとがったものの方が貫きやすいのですね。例えば、P90に採用されている5.7x28mm弾は、ライフル弾より威力は劣りますがボディアーマー貫通力に優れています。
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一方で携帯できる弾薬が減る、反動制御が難しく連射に向かないため、M16,M4に使用される5.56mmNATO弾は、これらの欠点を解消するためM14等の7.62mmNATO弾に変わって採用されました。今では防弾チョッキ普及による威力不足を補うため6.8mm弾が採用されつつあります。
一方で、火薬量、弾頭重量が大きいと、運動エネルギーが大きくなり、遠距離での交戦に適します。スナイパーライフルの弾丸が大きいのはこの理由もありますし、二次大戦時以前のライフルの弾薬が大きいのは長距離での戦闘を想定していたからです。
火薬量も必要ですが、弾頭の形状、ライフリングによる回転等が関わってきます。要は先端がとがったものの方が貫きやすいのですね。例えば、P90に採用されている5.7x28mm弾は、ライフル弾より威力は劣りますがボディアーマー貫通力に優れています。
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