トレーニング・ブレイク

……インナー型バトルクロスオラ設定！！！
リリィの発育が良過ぎる問題──
成長期の少女に対するマギがホルモン分泌に影響することでリリィは発育が良い傾向にあった。
初期のうちこそリリィ本人達がその効果に一喜一憂する程度であったが、次第に事は深刻になっていった。
以外にもバストサイズが大きくなることによるデッドウェイト化は本人達が順応することでそれほど大きな問題にはならなかった。
しかし、それらは彼女達を守る『防具』の開発に多大な悪影響を及ぼした。
(中略)
そんな中、装着時に柔軟に形を変え、薄さを保ちながらも防具として十分な強靭性を備えた特殊素材が開発された。
これにより制服の下に嵩張らずに対ヒュージ攻撃用ボディアーマー『インナー型バトルクロス』の開発が進展したのであった。

・インナー型バトルクロス
MSDAの開発によって開発が進展した新型の対ヒュージ攻撃用ボディアーマー。
制服の下に着用することを目的として開発されている。
微弱ながらマギを常時消費する為にマギ保有量の多いリリィでなけれは運用が難しく、現在は試験的にLGサングリーズルが運用している。

・MPDF──マギ浸透性防御膜(Magi Permeability Defensive Film)
マギを通すと表面に微弱なディフェンシブコートを発生させる特性を持つ特殊なフィルム 。
このディフェンシブコートはCHARMが発生させるものよりも低強度であるもののCHARMに依存せず、マギクリスタルコアが無くても発生させることが出来る。
また、使用者のCHARMが発生させるディフェンシブコートとは性質が異なる為、CHARMのディフェンシブコートと二重の防壁となって防御力を高めることが出来る。
普段は灰色だが、マギを通すことで各々のマギに反応して色彩が変化する。
バトルクロスのほぼ全部分に使われている。

・MSDA──マギ衝撃吸収硬化性アーマー(Magi Shock-absorbing Dilatantable Armor)
伸縮性を持ったMPDFと荷電伸縮導マギ性フィルムでマギ反応性ダイラタンシー流体を挟んだ特殊素材。
通電することで使用者の身体にフィットして形状を維持する。
平常時はある程度形状を維持しつつ靱やかに身体の動きに追従し、外部からエネルギーが加わると硬化しつつ強力なマギディフェンシブコートの特性を発揮しあらゆるダメージから装着者を守る。
構造が特殊なので広範囲に適用できず、致命傷になり得る部分(胴体中央)にのみ使われている。

・荷電伸縮導マギ性フィルム
通電することで伸縮するフィルム。マギ伝導率が高く、マギによって強度が増す。
フィッティングや防御力向上の為にバトルクロス各部に使われている。

・マギ反応性ダイラタンシー流体
マギ伝導率の高い特殊流体。
普段は流体だが、強い衝撃や負のマギが加わるとその部分にマギが集中して流れ、固体のような抵抗力が生じる。

みたいなことを考えながら描いてた。