夏の終わりの尾崎の兄貴

夏の終わりの夜。
海辺の岩場で一人、線香花火を眺め物思いにふける尾崎の兄貴。

パターンＡ
「海、花火大会、祭り。アレコレ楽しかったが……。
山、川、キャンプ、まだまだ遊びに行ってねぇよ。はぁ……、また来年かぁ」

みたいなハッピーな世界線でのお話。

パターンＢ
絶縁後。
あれから全てを失い、行く宛もなく一人浮浪し続ける尾崎の兄貴。
警察から逃げ隠れ続け、陽の当たる生活も、休まるひと時すらも無く、心は擦り減る毎日。
そんな日々に身も心も疲れ切ってしまっていた。

ふと辿り着いた岩場のある海辺で、落ちていた一本の線香花火を見つける。
どうやら使っていない花火、まだ使えるようだ。
花火へ火を灯し、儚げに煌めく花火を眺めこれまでの事を想う。

今まで組で過ごした日々、武闘派として幾度となく戦った事、祖父江やカタギの女性を撃ってしまった事、
絶縁後の心が擦り減り続ける日々……。
行く宛の無い、希望も何もかもが見えない、後悔、苦しみ、哀しみが押し寄せる日々。
疲れ果ててしまった尾崎の兄貴の行く末は……。

という絶縁後の妄想展開。

ＡもＢもどちらもイメージできるような雰囲気のイラストにしてみた。
でも描いてて、Bの方がイメージ強かったかな。

絶縁後から半グレ組織に堕ちるまで、もの凄く辛い日々を過ごしたんだろうなあと思う。
擦り減り疲れ果てた心と思考で導き出す道は……と考えると、まあそうなっちゃうよなあと…。

絶縁後の日々や心境がどんなものだったのか、
視聴者の多くの人は知りたくないだろうけど自分は知りたいかな。
全てを知った上で尾崎の兄貴を支えてあげたい。

何とかして助けてあげたいなあ～。
と日々思うので、これからもいっぱいエンジョイしてもらいます。
祖父江の兄貴やカタギの女性ともそのうち。

という事で尾崎の兄貴は、秋は何して遊ぼうかなとウキウキしてます。
月見？焼き芋？ハロウィン？