ウォロショウ小説おまけ漫画

ウォロショウ小説【酸いも甘いも口の中】のおまけ漫画です。
（小説【クリア後のせかい】の番外編となっています。いずれも本文全てpixiv内で読めます）
先に本編をお読み頂ければ幸いです。
現代シンオウのカフェで『カップル割』をする2人の一幕、その後。
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～お知らせ～
9月発行の【クリア後のせかい】の同人誌版について、1月のレジェアルWEBオンリーに合わせて再販する予定でいます。
再販に当たる部数など未だに悩んでおりますので、もしもご希望の方がいましたらBOOTH商品ページの「入荷通知希望」を押して頂ければ幸いです（※小説本文自体はpixivで全話読めます）
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自分で書いた二次創作小説を下地に、その二次創作するかの如く番外編を書き、さらにその二次創作をするかのようにおまけ漫画を描いて、自分で自分が混乱してきました。
原作という豆を原料に最初から餡子やチョコレートを作れば良いのに、焙煎してコーヒー抽出して、そのコーヒーに砂糖ミルクを追加して、冷凍してアイスにしている感覚。
【クリア後のせかい】自体はかなり世界設定練って気に入って書いたものなので、今後も思いつき次第何かしら描くと思います。現代ネタを描く際に丁度良いので……。

・ウォロショウ二人の、人前での「カップルのフリ」、ウォロさんはしれっとこなして、ショウちゃんは超絶戸惑うと良いと思います。割り切れる方と割り切れない方。
でも割り切ってみせたからと言って、誰にでも同じ対応をするとは限らない。自ら進んでやるとも限らない。

・「ウォロさんは嘘を吐かない」
【クリア後のせかい】の【木曜日／悪夢】の解説になりますが、個人的な解釈で、ウォロさんは敢えて黙ったままにしていること、本心や思惑を隠して立ち回ること、取り繕うことなどの「人を騙す」とされる行為はしても、「明確な嘘は口に出さない人」だと思っています。自分が見逃がしただけかもしれませんが、少なくとも彼の「明らかな嘘を語った台詞」を見た覚えが無いためです。
きっと、神を相手取る上で＆自分の血に恥じないために『自らの高潔さ』を重んじているのではないかと解釈しています。
プレートだって、決戦に負けたところで男女・大人子供の力の差があるのに力づくで奪わなかったのも、それをしたところで自分の誇りに傷がつく、それではアルセウスに認められないだろうという、目的にも勝るプライドがあったのではないかなと思っています。
そのため、日常生活で方便として使う些細な取り繕いなどはあれども、言葉として語る明確な虚偽は無く。
ただし本当の思惑や目的を周到に隠した上での「嘘ではない言葉」だけは巧みに操っていたと思います。「虚偽ではないけれど良く見せる、見せたくない部分は見せない」、それは「商人」として生きてきた彼らしさもあるなぁ、とぼんやり思いながら書いていました。

嘘を語らないからと言って本当のことを見せているとは限らない。
でも、嘘を語らなかったからと言って本当のことがちゃんと相手に伝わるとも限らない。
そんな番外編・おまけ漫画でした。