【PFSOZ】無知の無知の知を知る【新都市トライドール】

安心って言うのは車の後部座席で眠ることさ。
前の席には両親がいて、心配事はなにもない。
でもね、ある時、その安心は消え去ってしまうんだ。
君が前の席にいかなきゃならなくなるんだよ。
そしてもういない両親の代わりに、君が誰かを安心させる側になるんだ。

『ピーナッツ』チャーリーブラウンのセリフより引用

【PFSOZ】帰る場所【イスリアド家】【illust/102111928】へのお返事です！
めっちゃ文章量ありますが喋りだすのは４ページ目からです、その前は全部ウイがぐりぐり考えてたことです。すっごいいっぱい考えてます。

お借りしました。
プロタイド=ハバクさん【illust/102111928】
ティティーの木【illust/101974975】

うちの子
インプットの膨大さに対しアウトプットがあまりに不器用
ウイ【illust/102166337】
またもやうしろ姿だけのおかーさん
シロップ【illust/102166382】

□ウイはいままで、周囲に年上・武闘派ばかりの環境で過ごしていたため、自分が弱いとわかっていても『強くなる必要性・緊急性』がなく、また無意識的に「このまま弱い自分を盾にしていれば楽なのでは？　自分みたいなものは難しいことを考え変に動かず、守られていたままのほうが迷惑にならないのでは？」と思考が固まり、結果ずるずるここまで来てしまったウイですが、
「周囲と目線があまりにも違いすぎて、相手へ対等な共感や助言ができない」
という気づきを得、
「どういう方向性かはこれからきちんと考えるとしても、なにかしら力をつけなければ、自分が相手に向ける優しさは卑屈に、果てには傲慢になってしまう」
と思考がシフトチェンジしたみたいです。

Q.最後のページのイラストはいつのシーン？
A.【https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18615430】で当時のウイが周囲になじめずコミュニティを追い出されたあと、「おかーさん」のシロップと対話をしないまま、『自分のいるべき場所』を探しに行き、そこで実の父親に出会いましたが、親と思えぬ傲慢さにシロップが怒り、ウイを守るために無茶をした結果です。
ゆえに、「連れ去られた先が俺の居場所になってくれるんじゃないか」というどこか消極的で破滅的にもとれるプロタイドくんの発言に、自分の過去を思いだしガチめに焦っています。ただ対話をしようにも、いまの自分は彼と対等な位置に立っていないので、作中のセリフが出ました。

内容に問題あればパラレルスルー、またはご一報ください。