【PFSOZ】蝶の羽ばたき【エギリアの暗闇】

※流血表現あり

―蝶が羽ばたいた。どこか遠くで竜巻がうまれ、大勢が不幸になった。全部蝶のせいだ

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緊急信号【illust/103018133】にて通信を受け、現場【illust/103045409】に向かいました。

あと、なんかエレオノーラがあまりにも中身話してくれないので、過去話っぽいのを無理やり突っ込みました…

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イベント：廃都紀行【illust/102835660】
一応現場と作品の繋がり的にお借りしてます！戦闘もなんもしてないけど！問題ありましたら消します！

　
▼お借りしました▼
▷プレヴォストさん【illust/101987459】
　個人的に描きたかったのでお借りしてしまいました。…付き合わせてすいません！
「安静に」とは言ってますが、同行の強制ではないので、自由に離れていただいて結構です
(さすがにエレオノーラも、頭怪我してる子を一人でほったらかすのは違和感あったので)
というか、パラレル・ガン無視OKです

▷エレオノーラ【illust/101990941】
　なお、彼女は蝶の虫人ではない
（それは別として、蝶は「美しい虫」なので嬉しかった）
　
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私はどうして死霊術が生まれたのかを知っていた
だから、私はそれを他人のために使いたかった

私は今のカジノに入る前、取立人として落陽街で働いていた
ヴァラシン組に入れた時、私は嬉しかった
私の願いが認められたような気がしたから

彼らは約束を破る人たちに困っていた。
だから私は彼らのために魔術を使いつづけた

ふと、後ろを振り返れば犠牲の山が積み上がっていた
私の願いのために踏み潰した虫たちの声が聞こえた
私は、自分の夢の辿り着く先を知ってしまった

でも…だからこそ私は止まれなくなった
一体だれが私を責めれましょうか

自分の欲望のために犠牲を出しておきながら「やっぱり良くない事だから止めます」だなんて
……それこそ、利己的じゃないですか

自分のためでなく、他人のために働いた
（本当にそう思っているの？）
そうして次第に忘れていった

（自分のために私ができる事ってなんだろう？）

何かを思い出したくて、後ろを振り返った
…そこにはただ、積み上がった犠牲が見えただけだった

―私は何のために生きてるんだっけ

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エレオノーラが落陽街【illust/102227951】で働いていたのは、16歳～20歳前後の間です。
既知云々はご自由にどうぞ

はい。
死霊術や虫でだれかが悲しむのも、落陽街の住民が苦しむのも、どっちもエレオノーラの地雷です。
運命ってすごいですね。ありがとうございました。