SS:木枯らしに抱かれて…
ステラ『ふんふんふん〜♪』
白龍『…楽しそうだな』
ステラ『だって…ご主人と2人でお出掛けなんて久しぶりで嬉しいんだもん♡』
白龍『…ただ、食材の買い出しに来ただけだぞ?』
ステラ『それでもいいの♪』
白龍『…』
ステラ『そう言えば…最近、ご主人…人間の姿って変えたの?どうして?』
白龍『…毎度、ワンタと行動する度《兄弟》と思われるのが煩わしかったからだ』
ステラ『あはは…まぁ、無理もないよね』
白龍『…』
ステラ『でも…オイラは今のご主人も…大好きだよ♡』
白龍『…そ、そうか///』
リサ『………』
ステラ『…あれ?あそこにいるの…もしかして…リサ?』
リサ『やっべぇ、また遅刻だ!ラルゴ…怒ってねぇかな?』
ステラ『おーい!リサぁ!』
リサ『…ん?』
ステラ『久しぶりだね♪元気だった?』
リサ『…え?…誰?』
ステラ『オイラだよ♪ステラ♡』
リサ『へ?ステラ?あ、あぁ…今日は猫じゃねぇのか』
白龍『…』
リサ『…何だ?今日は兄貴と散歩か?』
ステラ『え?』
白龍『…誰が兄だ』
リサ『違うの?』
ステラ『違うよ〜…このヒトはご主人だよ♪前に話したよね?』
リサ『…あぁ、て事は…コイツがオマエの飼い主か』
ステラ『…ねぇ…リサ』
リサ『…ん?』
ステラ『その…ママは…元気?』
リサ『ルナ?勿論、元気にしてるよ♪』
ステラ『そっか…良かった』
リサ『あ!イケね…悪いステラ!アタシ、用事あるから!また今度な!』
ステラ『何か…ごめんね』
リサ『いいって!今度ゆっくり話そうな!じゃ!』
白龍『…騒々しい女だったな』
ステラ『ちょっと、ワンタに似てるよね』
白龍『…オマエに、人間の知り合いがいたとはな…ルナというのは?オマエの…』
ステラ『…ママだよ…今はリサのお友達の家にいるんだ♪』
白龍『…そうか…オマエの母親が…この街に…』
ステラ『…ご主人?』
白龍『…』
ステラ『…どうかしたの?』
白龍『…オマエは…母親と暮らしたいと思った事はないか?』
ステラ『…え?』
白龍『本当の家族の元へ…戻りたいと願った事はないのか?』
ステラ『…』
白龍『…』
ステラ『…わかんない』
白龍『…』
ステラ『…オイラ、今…とっても幸せだから…そんな事、考えた事も無かった』
白龍『…それは、本当か?』
ステラ『…本当だよ…ご主人は?幸せ?…それとも』
白龍『…幸せだ』
ステラ『なら、良かった♪…ねぇ、ご主人』
白龍『…何だ?』
ステラ『…もしかして…だけど…ご主人は、オイラを…ママの所に返そうとか…思ってないよね?』
白龍『…』
ステラ『さっきも言ったよね?オイラ、今…とっても幸せなんだ…この意味…ご主人なら、解ってくれる…よね?』
白龍『…』
ステラ『…オイラは…ご主人と同じ気持ちだって…信じてるから…』
白龍『…オマエは…それで、本当にいいのか?』
ステラ『…いいも何も…オイラは皆と一緒にいれる《あの場所》が大好きなんだ♡…だから…オイラから、幸せを取らないで』
白龍『…』
ステラ『…はい♪この、お話はこれでおしまいッ♪…お散歩の続き…しよ♡』
白龍『…あぁ』
~☆~
白龍『…こんな所に、フレンチのレストランが出来たのか』
ステラ『何だか、高そうなお店だね』
白龍『…行ってみるか?』
ステラ『…え?でも、すっごく高そうだよ?大丈夫?』
白龍『心配は要らない…今日は幸い《食材掃除機》はいないからな』
ステラ『食材掃除機って、ワンタの事?』
白龍『…他に誰がいる?』
ステラ『…あはは…ワンタが聞いたら怒るよ?』
白龍『…ほら、行くぞ』
ステラ『…え?本当に行くの?』
白龍『…今後の参考の為にな…ま、アイツにフレンチも何も違いが解るとも思えんがな』
ステラ『…それも…聞いたら怒ると思う』
白龍『…行くぞ』
ステラ『あ、待って!ご主人ってば!』
白龍『…』
ステラ『(…オイラは、今のこの瞬間も幸せ…だから…この幸せが…いつまでも続きますように…神様、お願い)』
~End~
久しぶりに《人間ver.白龍》を…
ショタ化&髪型チェンジ(ポニーテール)しました♪
大分、縮めちゃいましたが…前の方が良かったって方…います?
白龍『…楽しそうだな』
ステラ『だって…ご主人と2人でお出掛けなんて久しぶりで嬉しいんだもん♡』
白龍『…ただ、食材の買い出しに来ただけだぞ?』
ステラ『それでもいいの♪』
白龍『…』
ステラ『そう言えば…最近、ご主人…人間の姿って変えたの?どうして?』
白龍『…毎度、ワンタと行動する度《兄弟》と思われるのが煩わしかったからだ』
ステラ『あはは…まぁ、無理もないよね』
白龍『…』
ステラ『でも…オイラは今のご主人も…大好きだよ♡』
白龍『…そ、そうか///』
リサ『………』
ステラ『…あれ?あそこにいるの…もしかして…リサ?』
リサ『やっべぇ、また遅刻だ!ラルゴ…怒ってねぇかな?』
ステラ『おーい!リサぁ!』
リサ『…ん?』
ステラ『久しぶりだね♪元気だった?』
リサ『…え?…誰?』
ステラ『オイラだよ♪ステラ♡』
リサ『へ?ステラ?あ、あぁ…今日は猫じゃねぇのか』
白龍『…』
リサ『…何だ?今日は兄貴と散歩か?』
ステラ『え?』
白龍『…誰が兄だ』
リサ『違うの?』
ステラ『違うよ〜…このヒトはご主人だよ♪前に話したよね?』
リサ『…あぁ、て事は…コイツがオマエの飼い主か』
ステラ『…ねぇ…リサ』
リサ『…ん?』
ステラ『その…ママは…元気?』
リサ『ルナ?勿論、元気にしてるよ♪』
ステラ『そっか…良かった』
リサ『あ!イケね…悪いステラ!アタシ、用事あるから!また今度な!』
ステラ『何か…ごめんね』
リサ『いいって!今度ゆっくり話そうな!じゃ!』
白龍『…騒々しい女だったな』
ステラ『ちょっと、ワンタに似てるよね』
白龍『…オマエに、人間の知り合いがいたとはな…ルナというのは?オマエの…』
ステラ『…ママだよ…今はリサのお友達の家にいるんだ♪』
白龍『…そうか…オマエの母親が…この街に…』
ステラ『…ご主人?』
白龍『…』
ステラ『…どうかしたの?』
白龍『…オマエは…母親と暮らしたいと思った事はないか?』
ステラ『…え?』
白龍『本当の家族の元へ…戻りたいと願った事はないのか?』
ステラ『…』
白龍『…』
ステラ『…わかんない』
白龍『…』
ステラ『…オイラ、今…とっても幸せだから…そんな事、考えた事も無かった』
白龍『…それは、本当か?』
ステラ『…本当だよ…ご主人は?幸せ?…それとも』
白龍『…幸せだ』
ステラ『なら、良かった♪…ねぇ、ご主人』
白龍『…何だ?』
ステラ『…もしかして…だけど…ご主人は、オイラを…ママの所に返そうとか…思ってないよね?』
白龍『…』
ステラ『さっきも言ったよね?オイラ、今…とっても幸せなんだ…この意味…ご主人なら、解ってくれる…よね?』
白龍『…』
ステラ『…オイラは…ご主人と同じ気持ちだって…信じてるから…』
白龍『…オマエは…それで、本当にいいのか?』
ステラ『…いいも何も…オイラは皆と一緒にいれる《あの場所》が大好きなんだ♡…だから…オイラから、幸せを取らないで』
白龍『…』
ステラ『…はい♪この、お話はこれでおしまいッ♪…お散歩の続き…しよ♡』
白龍『…あぁ』
~☆~
白龍『…こんな所に、フレンチのレストランが出来たのか』
ステラ『何だか、高そうなお店だね』
白龍『…行ってみるか?』
ステラ『…え?でも、すっごく高そうだよ?大丈夫?』
白龍『心配は要らない…今日は幸い《食材掃除機》はいないからな』
ステラ『食材掃除機って、ワンタの事?』
白龍『…他に誰がいる?』
ステラ『…あはは…ワンタが聞いたら怒るよ?』
白龍『…ほら、行くぞ』
ステラ『…え?本当に行くの?』
白龍『…今後の参考の為にな…ま、アイツにフレンチも何も違いが解るとも思えんがな』
ステラ『…それも…聞いたら怒ると思う』
白龍『…行くぞ』
ステラ『あ、待って!ご主人ってば!』
白龍『…』
ステラ『(…オイラは、今のこの瞬間も幸せ…だから…この幸せが…いつまでも続きますように…神様、お願い)』
~End~
久しぶりに《人間ver.白龍》を…
ショタ化&髪型チェンジ(ポニーテール)しました♪
大分、縮めちゃいましたが…前の方が良かったって方…います?
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2022-11-29 02:54
Comments (2)
幸せは脆く儚い物、だからこそ愛おしくて尊いのです……そしてそれが紡がれる限り、希望が生まれ続ける――(こくりと頷き微笑
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