【PFSOZ】馴染む空気【表裏紀行】

自分達で言い出した海遊びであったが平和で穏やかで無防備な空気に違和感を彼女は持っていた、楽しいとは思うだが不安がどうしても頭から離れない、今にも遠距離狙撃で柔らかい頭を吹き飛ばされるのでは？何時かの様に爆炎魔法で脆い体を焼かれるのでは？突然斬り付けられるのでは？殴られるのでは？刺されるのでは？殺されるのでは？死ぬのでは・・・

そう思うともう水着姿で何ていられなかった、直ぐ強い自分の中に入り込んでしまう、そうすると安心するから、でもそうすると濃い『肉』の匂いがする平和な場所なのに戦いの匂いがする違和感が凄かった。

今もそうだ、周りは楽しいお祭りだけれどずっと自分の中は戦争の匂いがする、家族連れも旅行者も皆皆楽しそうだけどきっと自分は愉しめないんだろうなぁ仲間の買い物が終わったら早く違和感のない所へ行きたい周りが『肉』の匂いでいっぱいの所へ・・・
などとモヤモヤしていたら何という事でしょう！何時ぞやの怖い奴の偉い奴が明らかに殺意マシマシでやって来たのです！
やった！殺し合いだ！！
ルイシャムはとても楽しくなりました。

という事でこちらの非公式イベント【illust/103223608】に参加させて頂きます。

お借りしました

廃剣カレ様（虚像）【illust/101966944】

仲間達のお買い物タイムを待っていたら襲われた不審者【illust/102329835】
「オマエの部下がよぉ！オレの腕と頭斬り落としやがったんだよぉ！上司としてよぉ！部下の責任とってくれよぉ！ヒヒッ！」※本人でない事にはちっとも気付いておりません