【00課陸】渡羽姫【サポート】

◇たとえ一羽の翅虫でも

霊障「来世への手向花」【illust/100448674】にて相対した霊障の一人。
事件の元凶であった「花」の化身、花叢りんね（現在は“アネモネ”と名乗る）【illust/103236719】の親友でもある。

古代、ヤマト王権によって滅ぼされた「まつろわぬもの」の一国を治めていた女王。
生前は、王として民を導き、巫女としてまじないを行い、将軍として戦場を駆けていた。・・・翻って見れば、彼女しか、国を支え、民を庇い守る器たる者が居なかった、とも言える。
我儘で人を食ったような言動が多く、性格は一癖も二癖もある。一度へそを曲げたら容易には機嫌を直してくれないが、「民を守る」という一点においては、私情を一切投げ捨て身命を賭す誇りを持っている。

とはいえ、心身はまだ17歳の少女。愛されたいし、褒めてもらいたいし、遊びたいし、恋をしたい。王の、巫女の、将軍の仮面の下には、ただ一人の孤独な少女が、ひっそりと隠れている。

★サポート内容など雑多に（後日整理します）
・00課と完全な協力体制にある訳ではなく、00課内では、「喫緊に対処すべき霊障ではないが、要注意」という扱いにはなっています。
・通常は昼間はほとんど会えません。夜は、運が良ければ「すすきの」の怪しい路地裏などで会えるかも、という程度。
・霊障の捜査などでは、たびたび00課と鉢合わせることもあるでしょう。
・古くから本州の東北北部、北海道に居るので、古い伝承や史実などについて詳しく、機嫌が良ければ（重要）教えてくれることもあるようです。
・古今東西の呪術に精通し、呪詛に対する強い耐性を持ちます。また、他者の呪詛を、致命的なものでさえ引き受けることができます。（その場合、傍らの蝶が一羽死にます。また、急激に呪の肩代わりをしすぎると、暴走する可能性があります。）
・暴走すると、巨大な蝶のあやかしになるのだとか。（モ●ラ・・・・）