【PFSOZ】雨季の魔女【欺瞞の悪魔】

夏の魔女と今は呼ばれているし、それに見合うだけの力も身につけたと思う。

人間として生まれて、妖精の世界に迷い込んで、
何年生きたかなんてわからない今はもう、
人であった名残なんて見た目の形だけ。

そんな私が、最も得意にしていたのは、
雨季を象徴する花の名前に違わず、雨の魔法
雨が育む植物の魔法
太陽のような光と熱を扱えるようになったのは、最後だった

明るく楽しいことを身上とする妖精たちの中に居て、
小さい頃の、湿っぽい自分は嫌いだった
明るい夏の日差しのような自分を、意識的に作り出した。
今はそのどちらも自分と言えるほどに馴染んだと思うけど

「あの頃の私、雨季の魔女……いま必要なのは、これ」

明るく楽しく迎えた人間の世界のお祭りを
新しい時代に変わろうとしているこの国を
ほんの少し変わっていった自分に重ねながら

「空に上がった水たち、もう一度この大地に降り注いで」

▼王都全域に消化のための大雨を降らせ始めました。
ただ制御範囲がかなり広大なため、降っていたり降らなかったりするエリアは出てくるかもしれません
（メタ的に言うと雨の有無は特に気にしなくていいのよ）

▼非公式イベント：王都消火戦線
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うちの
本質は雨である夏の魔女：illust/101967812