アクロバティックサラサラ
2ちゃんねるオカルト板の「ヤヴァイ奴に遭遇したかもしれん」スレッドで2008年9月22日に福島県の大学生による遭遇談が語られた、主に福島県を中心として目撃される現代妖怪。名前を略してアクサラ、悪皿と呼ばれることもある。
背が異様に高い女性で身長は180cmの堀の向こうにいるのに肩から上が見えてたり、4m近い証言もある。赤い服を着て赤い帽子を被っている。足は裸足で、名前の由来になった長くてサラサラした黒髪の他、左腕には多数の切り傷があり、口が大きくて口内に生えた歯も大きく、眼孔には眼球がなくて黒く染まっているといった特徴がある。
奇怪で常人離れしたアクロバティックな行動を取りこれも名前の由来になっている。行動の一部だが建物の屋根に立っている、背の高い建物の屋上から飛び降り地面にぶつかる直前で姿を消す、走ってる電車や自動車の前に突然現れる、断崖絶壁にしがみついてるなどの行動が目撃されている。
公園のベンチやバスの座席に座ってたり街中に普通にいることもある。
悪皿に目を付けられると家まで付いてきて攫われる、目撃しただけで近いうちに事故を起こす、凄い力で引っ張って事故に遭わせる、悪皿に話しかけたり指をさすと永遠に付きまとわれて悪ければ死ぬという話もある。
悪皿は人間を攫うが行方不明の人間の家では鏡とガラスが全て割られてその人間の血液だけが風呂場に大量に残ってたという。これはベンチに座ってた悪皿に話しかけたのが原因とされる。
悪皿の存在は福島にとどまらず宮城、秋田、岩手、山形各県で存在が知られておりスレッドが進行するにつれ、様々な体験談や噂、東北地方以外でも目撃された。
スレッド内では長身でインターネット上での出現時期が近い「八尺様」や江戸時代の画家、鳥山石燕が『画図百鬼夜行』に描き、現在では遊女屋の2階を覗くと語られることが多い妖怪「高女」との類似性が指摘されているが高女自体、石燕が創作した可能性も高い。
前述したスレッド内で同年10月7日に誕生の経緯が語られた。それによれば、かつて福島県の某ビルで、当時27歳の女性社員がビルの10階から飛び降り自殺をした。彼女には赤子がいたが妊娠9ヶ月の頃に相手の男に逃げられた過去があった。
その後赤子は生んだものの、自殺の際に子供を抱いたまま飛び降りたため赤子は即死。彼女の遺体もぐちゃぐちゃになり、衣服は血で赤く染まっていた。
また、腕には飛び降りでできたのか、それ以前からあったのか無数の傷があった。
遺体には目玉がなく、10階から飛び降りたにも関わらず、地面を8m程這ったような血の跡があったとされる。
彼女が飛び降りたビルは既に潰れたとも語られており、理由として原因不明の飛び降り自殺が社員の間で多発したことや、社内に血まみれの髪が長い女性が出没したため、気味が悪くなり退職した社員が多く出たことなどが語られている。
また、オカルト研究家の吉田悠軌氏は2019年に福島県出身の女性から悪皿の話を聞いたという。彼女の子供時代(2000年代頃)にはそれを見た同級生が何人もいたが、名前を呼ぶと呼んだ人のもとに現れるのであえて略して呼んでいたという。
福島応援ポケモンとしてラッキーが任命されてるので福島県で悪皿に遭遇したラッキーという構図で描きました。
参考文献
朝里樹『日本現代怪異事典』
朝里樹監修 寺西政洋、佐々木剛一、佐藤卓、戦狐著『日本怪異妖怪事典 東北』
水木しげる『決定版日本妖怪大全 妖怪あの世 神様』
朝里樹『21世紀日本怪異ガイド100』
背が異様に高い女性で身長は180cmの堀の向こうにいるのに肩から上が見えてたり、4m近い証言もある。赤い服を着て赤い帽子を被っている。足は裸足で、名前の由来になった長くてサラサラした黒髪の他、左腕には多数の切り傷があり、口が大きくて口内に生えた歯も大きく、眼孔には眼球がなくて黒く染まっているといった特徴がある。
奇怪で常人離れしたアクロバティックな行動を取りこれも名前の由来になっている。行動の一部だが建物の屋根に立っている、背の高い建物の屋上から飛び降り地面にぶつかる直前で姿を消す、走ってる電車や自動車の前に突然現れる、断崖絶壁にしがみついてるなどの行動が目撃されている。
公園のベンチやバスの座席に座ってたり街中に普通にいることもある。
悪皿に目を付けられると家まで付いてきて攫われる、目撃しただけで近いうちに事故を起こす、凄い力で引っ張って事故に遭わせる、悪皿に話しかけたり指をさすと永遠に付きまとわれて悪ければ死ぬという話もある。
悪皿は人間を攫うが行方不明の人間の家では鏡とガラスが全て割られてその人間の血液だけが風呂場に大量に残ってたという。これはベンチに座ってた悪皿に話しかけたのが原因とされる。
悪皿の存在は福島にとどまらず宮城、秋田、岩手、山形各県で存在が知られておりスレッドが進行するにつれ、様々な体験談や噂、東北地方以外でも目撃された。
スレッド内では長身でインターネット上での出現時期が近い「八尺様」や江戸時代の画家、鳥山石燕が『画図百鬼夜行』に描き、現在では遊女屋の2階を覗くと語られることが多い妖怪「高女」との類似性が指摘されているが高女自体、石燕が創作した可能性も高い。
前述したスレッド内で同年10月7日に誕生の経緯が語られた。それによれば、かつて福島県の某ビルで、当時27歳の女性社員がビルの10階から飛び降り自殺をした。彼女には赤子がいたが妊娠9ヶ月の頃に相手の男に逃げられた過去があった。
その後赤子は生んだものの、自殺の際に子供を抱いたまま飛び降りたため赤子は即死。彼女の遺体もぐちゃぐちゃになり、衣服は血で赤く染まっていた。
また、腕には飛び降りでできたのか、それ以前からあったのか無数の傷があった。
遺体には目玉がなく、10階から飛び降りたにも関わらず、地面を8m程這ったような血の跡があったとされる。
彼女が飛び降りたビルは既に潰れたとも語られており、理由として原因不明の飛び降り自殺が社員の間で多発したことや、社内に血まみれの髪が長い女性が出没したため、気味が悪くなり退職した社員が多く出たことなどが語られている。
また、オカルト研究家の吉田悠軌氏は2019年に福島県出身の女性から悪皿の話を聞いたという。彼女の子供時代(2000年代頃)にはそれを見た同級生が何人もいたが、名前を呼ぶと呼んだ人のもとに現れるのであえて略して呼んでいたという。
福島応援ポケモンとしてラッキーが任命されてるので福島県で悪皿に遭遇したラッキーという構図で描きました。
参考文献
朝里樹『日本現代怪異事典』
朝里樹監修 寺西政洋、佐々木剛一、佐藤卓、戦狐著『日本怪異妖怪事典 東北』
水木しげる『決定版日本妖怪大全 妖怪あの世 神様』
朝里樹『21世紀日本怪異ガイド100』
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2022-12-23 20:09
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