狂乱の殺人鬼「ウビストヴォ」

ジェイク編、エイダ編に登場。
右腕がチェーンソーのように変質した完全変異体。
名前はセルビア語で「殺害」を意味する。
「4」以降登場している似たようなクリーチャーと同様、生体チェーンソーと化した腕による攻撃は即死、あるいはDYING状態に陥るほど寛大なダメージを負う。
(AIパートナーの場合、ダウンするだけで死ぬことは無い)
その為近づかない様に戦うのが基本だが、屋根を飛び越える程跳躍力が高く、距離があるとジャンプ攻撃を仕掛けてくる。
完全変異体の中では体格が人間に近いが変異と同時に心臓等主要臓器や肋骨などは右腕に移っており、思考と動力は変異部分が有していて辛うじて人の形を残している左半身は形骸化したものに過ぎない。
そのため右腕のチェーンソーは強力な武器であると同時に最大の弱点でもある諸刃の剣となっている。
因みにチェーン部分は背骨で出来ているらしい。
残っている人部分も変異に押し込まれる形でアバラや鎖骨などが飛び出している。
頭部の右側からはゲンゴロウの幼虫の様なものが突き出ている。
細躯に反して生命力と耐久性は非常に強靭で感電して海に沈もうが、列車にはねられようが、鉄骨の下敷きになろうが、頭部を撃ち抜かれようが原型さえ残っていれば短時間で復活する程タフネス。
更に弱点の心臓も一度や二度破壊された程度では活動を停止することは無く、本編では数度にわたって主人公たちの前に立ちはだかる。
接近されても前転・緊急回避を行えば攻撃を避けるのは容易だが、接近されているときに弱点部分を狙うのは困難であるため、攻撃を誘発してから緊急回避等で後ろに回り込み、攻撃後に敵の動きが止まっているところを狙えば比較的安全。
またチェーンソーの付け根(人間でいう肘)を集中攻撃すれば怯むのでその隙に追い打ちをするか距離を取るべき。
名前通り目につくもの全て敵味方の区別なく攻撃する程凶暴性が強く、周りにいるジュアヴォやゾンビにも攻撃を加えることもある。
これは産み出したネオアンブレラも扱いには苦慮しており、研究員の手記にも「無差別な殺戮以外に使い道がない」と結論付けている。
また一度標的を定めるとそれを破壊することに執着する性質も持つ。
ジェイク編では突然落下してきてそのまま戦闘となるが、撃破後も執拗に襲い掛かってきて計４回は戦うことになる。
エイダ編ではサナギから誕生しジェイクたちより前に遭遇し戦闘していたことが判明。序盤は屋根やバスに飛び乗って逃走するQTEがメインになるが失敗すると追いつかれ問答無用で即死となる。
その後線路上で再戦するが列車にはねられジェイクたちの前に落下しそのまま戦闘となる。
撃破後、運河を渡ろうとする彼らの前に再度現れ襲い掛かり、鉄骨の下敷きになり水底に沈められてもなお建造物を破壊して妨害しながら追跡。艀の上でジェイクとシェリーを引き離して襲い掛かるがエイダにより救出され、直後、墜落したヘリのプロペラに艀諸共巻き込まれバラバラに切り刻まれて死亡し海底に沈んでいった。

いりしらす(user/21662505)さんの彌々古(illust/98847606)さん今年も描かせてもらいました。

SCP-2509－金物ペット
source：http://scp-jp.wikidot.com/scp-2509