【叛虐機換】完成!共鳴兵装レゾナンスギア!!
こちらillust/101044269
で提示されたアイデアに沿って開発された
レゾナンスギアillust/104476708
について、
開発チームの皆様
ソニドリさんillust/99903982
サーティさんillust/99316197
メタさんillust/99630503
ナナさんillust/104463655
夜桜店長illust/100137907
リタさんillust/100469128
ケンジロウさんillust/99348346
ドンナillust/100091267
が
アダムさんillust/99841451
に説明します。
※
「先輩!差し入れです!
進捗はいかがですか・・・うっ」
茶菓子を持参して労いに訪れたアダムが、
スタッフルームの扉を開けた瞬間思わず顔を顰める。
・・・人間の匂いが濃い。
以前からうっすら感じてはいたが、
訪ねるたびに濃密になっている。
この人達、いつから風呂に入ってないんだろう・・・?
「おーーーッ!いいところにきましたねぇ!?
見てください!!出来ましたよ!!
アグレッサーに立ち向かう人類の新たな切り札!
共鳴兵装レゾナンスギア!!」
狂気渦巻く瞳を爛々と輝かせ、開発主任のソニドリが
アダムに駆け寄る。
「ええ、拝見しました。リヴェルザインが運用する武装にしては
いささか大きすぎるようですが・・・」
ドーンシティ郊外に仮設された研究施設の屋外に鎮座していた
試作機は、アダムの目にも留まっていた。
複数機で運用する前提とはいえ、
全長15mに及ぶ巨大武装の巨重は、
いかなリヴェルザインといえど重荷に過ぎるのではないか。
「ふふん。そこは抜かりないよ、アダム君?
要求されるスペックから逆算して本体が巨大化するのは
当初から想定されていた。
リヴェルザインだけでは支えられないであろうことを見越して
レゾナンスギア本体にも飛行機能を付帯させている。
スレイヴ技術の応用と、浮遊型アグレッサー研究の賜物だな。
拠点から前線へ、要請があれば即座に射出できるから、
リヴェルザインが携行する必要もない!」
メタが進み出て説明を引き継ぐ。
「では、運用するにあたってリヴェルザイン側に
特別な改造は必要ないってことですね。
露払いは通常兵装で行い、ギガセクト級への攻撃のチャンスが
訪れたらレゾナンスギアを要請すれば良い。
機体特性に左右されず運用可能なのはありがたいですね!」
アダムの言葉にサーティが頷く。
「そういうことですわ。もちろん、
ギガセクト級に限らず小型アグレッサーの大群や
ガイストを撃退する切り札などに使ってもらっても構いません」
「複数のパーツに分割してリヴェルザインに組み込む案も
検討してはいるんだけどね。
機体の改造が必須になる点と、
組み合わせごとの動作確認なんかで開発コストと
時間がかかり過ぎるから・・・ひとまずは、
一体型の汎用武装を原型機として完成させることにしたわ」
ナナ・クスノキの手元のモニターには、
分割を想定した開発案の図面もいくつか表示されている。
「イライアス氏が提唱するリヴェルザイン改良計画に
合わせて、機体に組み込んで、通常兵装としても運用可能な
合体機構付きのモデルも考案したいところね」
「それで、具体的にはどういった攻撃を行うんですか?
砲門も刃も、見たところついていませんが・・・」
「そこがコイツのキモだよ、アダムくん!
レゾナンスギアは、リヴェルザインから供給されたザイン粒子を
圧縮、再結合して本体先端に任意の形状のザイン結晶を成形する!
ドリル!ソード!キャノン!スレイヴ!
あるいはシールドなんかでもいいな!!
リベレイターが思い描く、最強の武器を作り出せるってワケ!!」
「しかも、その攻撃には参加したリベレイターの
リベレーションの効果が付随します!
機能強化の重ねがけ!感覚強化の合わせ技!
属性の異なるエネルギーの掛け合わせなんかも面白いですね!」
夜桜店長とドンナが前に進み出て、矢継ぎ早に捲し立てる。
「やろうぜやろうぜ!早速試運転だ!!
いくぜぇ!合わせろ、ケンジロウ!」
テストパイロットであるリタの掛け声で
ケンジロウ機もレゾナンスギアに手を添え、
ザイン粒子を注入し始める。
「最後に確認なんですが・・・」
咳払いを一つ、努めて冷静にアダムは最後の質問をする。
「今度こそ、安全なんでしょうね?」
「安全?何を言ってるんですか」
あっけらかんと言い放つソニドリの目は純粋な狂気に輝いている。
「ギガセクト級をぶっ飛ばそうって
規模のエネルギーを扱うんですよ?
安全なわけないじゃないですか」
「突撃槍で行くぞ!充填開始ィ!!」
「えっ?まずはミサイルを成形するって話だったんじゃ・・・」
異なる目的へと凝集し始めた粒子結晶が互いに干渉し、
甲高い騒音とイオン臭、そして明らかにヤバい感じの光を
周囲に放ち始める。
「こんなふうに、リベレイター同士の意図がずれると、
粒子結晶の成形に失敗して、
充填されたエネルギーが暴発しちゃいます」
まるで他人事のように言い放つソニドリの背後、
窓から覗くレゾナンスギアが内圧で膨れ上がり、
真っ赤な炎に包まれる。
「に、逃げろォ!
レゾナンスギア研究棟がまた爆発するぞォォォ!!!」
で提示されたアイデアに沿って開発された
レゾナンスギアillust/104476708
について、
開発チームの皆様
ソニドリさんillust/99903982
サーティさんillust/99316197
メタさんillust/99630503
ナナさんillust/104463655
夜桜店長illust/100137907
リタさんillust/100469128
ケンジロウさんillust/99348346
ドンナillust/100091267
が
アダムさんillust/99841451
に説明します。
※
「先輩!差し入れです!
進捗はいかがですか・・・うっ」
茶菓子を持参して労いに訪れたアダムが、
スタッフルームの扉を開けた瞬間思わず顔を顰める。
・・・人間の匂いが濃い。
以前からうっすら感じてはいたが、
訪ねるたびに濃密になっている。
この人達、いつから風呂に入ってないんだろう・・・?
「おーーーッ!いいところにきましたねぇ!?
見てください!!出来ましたよ!!
アグレッサーに立ち向かう人類の新たな切り札!
共鳴兵装レゾナンスギア!!」
狂気渦巻く瞳を爛々と輝かせ、開発主任のソニドリが
アダムに駆け寄る。
「ええ、拝見しました。リヴェルザインが運用する武装にしては
いささか大きすぎるようですが・・・」
ドーンシティ郊外に仮設された研究施設の屋外に鎮座していた
試作機は、アダムの目にも留まっていた。
複数機で運用する前提とはいえ、
全長15mに及ぶ巨大武装の巨重は、
いかなリヴェルザインといえど重荷に過ぎるのではないか。
「ふふん。そこは抜かりないよ、アダム君?
要求されるスペックから逆算して本体が巨大化するのは
当初から想定されていた。
リヴェルザインだけでは支えられないであろうことを見越して
レゾナンスギア本体にも飛行機能を付帯させている。
スレイヴ技術の応用と、浮遊型アグレッサー研究の賜物だな。
拠点から前線へ、要請があれば即座に射出できるから、
リヴェルザインが携行する必要もない!」
メタが進み出て説明を引き継ぐ。
「では、運用するにあたってリヴェルザイン側に
特別な改造は必要ないってことですね。
露払いは通常兵装で行い、ギガセクト級への攻撃のチャンスが
訪れたらレゾナンスギアを要請すれば良い。
機体特性に左右されず運用可能なのはありがたいですね!」
アダムの言葉にサーティが頷く。
「そういうことですわ。もちろん、
ギガセクト級に限らず小型アグレッサーの大群や
ガイストを撃退する切り札などに使ってもらっても構いません」
「複数のパーツに分割してリヴェルザインに組み込む案も
検討してはいるんだけどね。
機体の改造が必須になる点と、
組み合わせごとの動作確認なんかで開発コストと
時間がかかり過ぎるから・・・ひとまずは、
一体型の汎用武装を原型機として完成させることにしたわ」
ナナ・クスノキの手元のモニターには、
分割を想定した開発案の図面もいくつか表示されている。
「イライアス氏が提唱するリヴェルザイン改良計画に
合わせて、機体に組み込んで、通常兵装としても運用可能な
合体機構付きのモデルも考案したいところね」
「それで、具体的にはどういった攻撃を行うんですか?
砲門も刃も、見たところついていませんが・・・」
「そこがコイツのキモだよ、アダムくん!
レゾナンスギアは、リヴェルザインから供給されたザイン粒子を
圧縮、再結合して本体先端に任意の形状のザイン結晶を成形する!
ドリル!ソード!キャノン!スレイヴ!
あるいはシールドなんかでもいいな!!
リベレイターが思い描く、最強の武器を作り出せるってワケ!!」
「しかも、その攻撃には参加したリベレイターの
リベレーションの効果が付随します!
機能強化の重ねがけ!感覚強化の合わせ技!
属性の異なるエネルギーの掛け合わせなんかも面白いですね!」
夜桜店長とドンナが前に進み出て、矢継ぎ早に捲し立てる。
「やろうぜやろうぜ!早速試運転だ!!
いくぜぇ!合わせろ、ケンジロウ!」
テストパイロットであるリタの掛け声で
ケンジロウ機もレゾナンスギアに手を添え、
ザイン粒子を注入し始める。
「最後に確認なんですが・・・」
咳払いを一つ、努めて冷静にアダムは最後の質問をする。
「今度こそ、安全なんでしょうね?」
「安全?何を言ってるんですか」
あっけらかんと言い放つソニドリの目は純粋な狂気に輝いている。
「ギガセクト級をぶっ飛ばそうって
規模のエネルギーを扱うんですよ?
安全なわけないじゃないですか」
「突撃槍で行くぞ!充填開始ィ!!」
「えっ?まずはミサイルを成形するって話だったんじゃ・・・」
異なる目的へと凝集し始めた粒子結晶が互いに干渉し、
甲高い騒音とイオン臭、そして明らかにヤバい感じの光を
周囲に放ち始める。
「こんなふうに、リベレイター同士の意図がずれると、
粒子結晶の成形に失敗して、
充填されたエネルギーが暴発しちゃいます」
まるで他人事のように言い放つソニドリの背後、
窓から覗くレゾナンスギアが内圧で膨れ上がり、
真っ赤な炎に包まれる。
「に、逃げろォ!
レゾナンスギア研究棟がまた爆発するぞォォォ!!!」
18
26
459
2023-01-13 13:02
Comments (15)
メタのマッドな側面が前に出るのは久しぶりな気がしますね。受けに回ることが多かったから…w
この後何回爆発するんだろw こういった必殺技失敗は、戦隊物あるあるなので、訓練やシミュレーションが必要になるかも、むしろ普段から息の合わないコンビこそ、またひとつ、ドラマが生まれるようなw
View Repliesリベレイター同士の意図がずれると暴発、攻撃前には充填が必要 →敵「ならば、そこを突けば攻撃の阻止は可能だろう・・・。」 特に、精神攻撃や、未来予知のような能力を持つ敵が相手の場合は注意が必要かもしれません。
View Repliesおぉ、すげえ!!!からの爆発オチw
View Repliesすごい!一人でもギガセクト級に立ち向かえる兵器が出来上がった!!感謝しかないです!開発部の皆様
View RepliesShow More