復活のブンドル団

番組終了後のある日のこと。
あまねのもとにセク姐さんが訪ねてきた。
「ルー姐、どうしたんだ?」
「あ、あまねちゃん、やっぱり私、あまねちゃんのジェントルーと演り直したいの、ごめんね、せっかくプリキュアになれたのに、今さらジェントルーなんて」
「いや、私もジェントルーには再度洗脳されたフリをして、ゴーダッツの正体を探りにブンドル団のアジトに潜入するくらいの出番があるかと期待していたんだが、本編も終わって、あ、映画化があるかも知れないが少し消化不良で、今ならある程度好き勝手出来るんじゃないだろうか、引き受けよう。あ、でもあからさまな悪役はなぁ、イメージが壊れるとかクレームが付きそうなのは避けないと」
「それなら、私に考えがあります、てゆーか、ゴールデンコンビ再結成?」
番組のなかでは決してゴールデンコンビではなかったと思う。どちらかと言うと凸凹コンビである。

これは、プリキュアの登場キャラクタが全員自分は主人公達のコスプレをしていると思い込んでいる二次創作並行世界のお話です。

「この衣装、少し肌色が多めなんだけど・・・」
「ちょっと、衣装を作るときにぬ、布がたりなかったのよ、(わ、私の尊敬する悪女の皆様方が番組の中のお色気担当だったからとは言えない・・・。」