一等前衛巡洋艦 Ansálled Bœzaleü

バラゾウ教道宗装海渡装甲軍[BRACOAF]の一等前衛巡洋艦(重巡洋艦)。
世界戦争中期に開発された艦で、マレント王国海軍から提供されたSailsea級重巡洋艦の図面をもとに設計された。Sailsea級を元とはしているが主砲は20.3cm三連装砲にされていたり、機関配置が変えられていたりと原型とは大きく異なっている。統制ナセレや法制国クディル共和国などで構成された海軍協約から離脱した直後に建造されたものであり、海軍協約が定めた多くの制約から解放された設計となりそれまでのものよりも重武装化が図られている。運用は艦隊の前衛として先行し、敵大型艦との接敵時に水雷兵装で攻撃するという予定であった。そのため船体中央部には連装魚雷発射管が片舷4基ずつ搭載されている。連装型である理由はそれ以上のものだと発射管が旋回できないため、また被弾対策のためであるとも。
世界戦争中期から運用され始め、主に統制ナセレ海軍との戦闘で運用された。統制ナセレ海軍側は重武装の艦が多く砲戦では不利になることが多かったが水雷兵装を利用し長距離からの雷撃戦を行い多くの艦艇に損害を与えた。
艦名はバラゾウ法国の法侯伯である"Ansálled Rebina Bœzaleü(アンセイルド レビナ バーザリュー)"からとられたものである。
名称　Ansálled Bœzaleü(アンセイルド バーザリュー) 一等前衛巡洋艦
所属　バラゾウ教道宗装海渡装甲軍[BRACOAF]
塗装　白
主砲　20.3cm三連装砲　3基
副砲　90mm単装砲　4基
対空　76.2mm連装高角砲　2基
機砲　57mm連装機関砲　6基
機砲　30mm連装機関砲　11基
機銃　13.2mm単装機関銃　14基
機銃　8mm単装機関銃　8基
水雷　連装魚雷発射管　8基