蟹坊主
池や沼が近くにある廃屋に棲み付く妖怪。坊主の姿に化けて現れ、獲物に対して「両足八足、横行自在にして眼、天を差す時如何」と訊ね、相手がまごまごしている内に食べてしまうという、割かし理に適った捕食行動を取るのが特徴。しかし、事前に噂を聞いていたとある旅の僧侶に「そりゃ蟹だろ」と即答された上に独鈷で甲殻を叩き割られて死亡した。僧侶は片手剣の使い手なのかもしれない。正体は蟹処か甲殻類ですらなく、ハリガネムシと共生関係を結んだミズカマキリの妖怪。なので鋏は鎌だし、目に見える黒い部分は触覚で複眼には偽眼まである。武器は元は口吻だった突起から放つ泡爆弾と、棘で固定した鎌から放たれる殴打。
アナログ
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オリジナル
original
小説家になろう
Shōsetsuka ni Narō
SF
手描き
hand-drawn
妖怪
youkai
リオー屋上のラストボスー
蟹坊主
kanibouzu
ミズカマキリ
mizukamakiri
ハリガネムシ
horsehair worm
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2023-03-03 07:09
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