【叛虐機換】聖女様へのドッキリ作戦!?

堕魅闇666世さんの作品(illust/106913623)では、聖女様(illust/99246201)が敵陣への突入を前に補給と称してラーメンを食べていましたが、彼女は、その状態では戦闘態勢に入ることが難しいと思いましたので、ロコさん(illust/99875544)にご出演いただき、彼女に気合を入れてもらおうと、摸擬戦を挑む設定の作品を制作しました。時系列としては、前述の、堕魅闇666世さんが制作した作品の後、彼女がエクステラに向けて出撃した直後を想定しました。本来なら、彼女を応援して能力を強化する作品にしたかったのですが、堕魅闇666世さんの作品の影響を受けた結果、このストーリーとなってしまいました。
なお、この作品に登場するアグレッサーは、全て人類側が鹵獲したものなので、敵ではありません。
この作品は、Blender及び、RadeonProRender等を使用して制作しました。

今回のご出演は・・・
クラッシャー(illust/99552116)
スカイフィッシュ(illust/100950764)
サクラヒメ(illust/99725437)
Stealth Cat・輝(illust/105308995)

ヒナタ(illust/106250041)「君たち(ロコ&ラニ)は、僕を倒し、敵の手から解放した。」
ヒナタ「しかし、これからは、今まで戦ってきた敵とは比べ物にならない程に強い者が相手となるかもしれない。」
ヒナタ「その前に、僕より遥かに強い者と、模擬戦を行いたいと思う。」

ロコ「君も十分強いと思うが・・・。」

ヒナタ「その者は、この僕を3度倒した者だ。」
ヒナタ「そして、その者は、僕が敵に変えられる前に戦ったことがある、一番強かったオプレッサーよりも強い。」
(但し、本気を出せば、という条件付きだが・・・。)

ヒナタ「そう、聖女様だ!!」

もちろん、この作戦が実施されることは、サクラヒメの支援AI「ヨウコウ(illust/101861637)」には事前に伝えられているが、彼女には一切伝えられていない。

「猫のような物体」は、いつも突然現れる。
ヒナタの愛機である、「Stealth Cat・輝 1号機」が突然聖女の前に出現する。なお、今回この機体を操縦しているのは、ヒナタでは無くロコである。

ロコ「この機体・・・出力は高いが、思った以上に狙いが定まらない・・・。」
(Stealth Cat・輝 1号機は、ヒナタ向けに最適化されているので、他の者にとっては操縦性が低下する可能性が高い。ヒナタがその機体をロコに操縦させたのは、もちろん訓練のためである。)

ヒナタ「大丈夫だ。君なら操縦できる。」
ヒナタ「もう少し前進だ・・・。」

ロコ「ここから1歩でも進めば探知されそうだ・・・。」

ヨウコウ「姫様、妙な雰囲気を感じませんか・・・?」
聖女「まさか・・・!?」

ヒナタ「今だ!!」
ロコ「・・・ねこパンチ!!」

聖女「・・・ね・・・猫だーーーっ!!」

ロコ「スカイフィッシュ、そして、クラッシャー、召喚!!突撃だーーーっ!!」
(これらのアグレッサーは、ヒナタが過去の戦いで鹵獲したものを使用している。)

もちろん、彼らは訓練用の設定で相手を攻撃しているので、機体へのダメージは一切無い。

ロコ「目標、撃破!!しかし、思ったよりも強くなかったぞ・・・。」

ヒナタでも勝てなかった聖女様だが、ロコは彼女を容易く倒してしまった。

ヒナタ「君は、AMフレーム規格機への完全適合を果たした者だ。操縦も、予想以上に上達している。」
ヒナタ「しかも、アグレッサーの召喚と連携も上手くできている。」
(ちなみに、これは操縦者の能力では無く、機体側の能力である。)

ヒナタ「しかし、彼女がすぐに倒れたのは予想外だった。彼女は、本当なら今と比べ物にならない程強いはずだったのだが・・・。」
ヒナタ「まさか、聖女様・・・ラーメンでも食べ過ぎたのか・・・?」

実は、この時、彼女はラーメンを食べ過ぎたのか、戦闘能力が大幅に低下していたのだ。もちろん、彼女が敵陣を前にして十分な戦闘能力を発揮できなければ、ただ返り討ちとなるだけである。

ヒナタ「今の奇襲攻撃は、聖女様の訓練を兼ねて行ったものなのだ!!そして・・・ドッキリ大成功!!」

猫組が相手となった場合の撃破率が100%の聖女様でも、まだ鍛えなければならない部分は多いようだ。
なお、仮に彼女がヒナタと摸擬戦を行った場合、彼女は張り切りすぎて、敵と戦う前に疲労する可能性が高く、逆効果であると思われる。

ヒナタ「さて、この摸擬戦が拍子抜けしてしまったので、今度は正真正銘、最強の者に挑もうか。」
ヒナタ「今度の者は、本当に強い。だが、今の君たち(ロコ&ラニ)なら、その敵と渡り合うことも可能だと思う。」
ヒナタ「"かの者"はこの船の操舵室にいる。そこに突入できる抜け道も確認済みだ。」
ヒナタ「もし、"かの者"を倒せば、君たちは"人類の守護者"になれるかもしれない。」

ついにヒナタたちは、「かの者」に挑むとでも言うのか!?
「かの者」とは、まさか・・・ダミアン(illust/99274104)とALICE(illust/104914731)なのか!?