エグラベイルガ計画

[概要]
エグラベイルガ計画とは:
エグラベイルガ計画は、アルスバウテラ所属のベルシム･サウガ･バルガード主導の軍事計画である。

エグラベイルガ計画の最高監督責任者は、ベルシム･サウガ･バルガードである。(ベルシムチームがエグラベイルガ計画を担当。数千人の科学者･技術者、戦闘隊員などから構成されている。元々は数十人程度の小さなチームだったが、次第に大きくなっていった)

エグラベイルガは、＂破壊神＂という意味である。(ベルシムが命名した)

元々エグラベイルガは、ベルシムが設計開発した大型二足歩行戦車で、ベルシムの主力戦闘兵器であった。(ベルシムにとって、身体の一部であると言っても過言ではない)

アルスバウテラの最高指導者であるドスタの提案によって、エグラベイルガを拡張した案が出された、それがエグラベイルガ計画である。

エグラベイルガ計画とは、＂巨大戦闘兵器の研究開発、製造、運用計画＂である。

宇宙では度々、宇宙戦争が勃発している。(特に紛争宙域、銀河系外縁部などで発生)
それに対応する新たな解決策として、エグラベイルガ計画である。

[補足]
アルスバウテラってなに？:
アルスバウテラというものが何なのかというと、分かりやすく言えば、地球でいう民間軍事会社･軍需企業に相当する軍事組織である。
主に戦士を派遣するのが生業。(傭兵派遣業である)
宇宙では、度々宇宙戦争が勃発する(戦争は無くならない)ので、需要が高い。

他にもこういった類の組織はあるが、その主な目的(存在意義)は、＂宇宙戦争をなるべく早く終結させて戦禍の拡大を防ぐこと＂である。

各銀河系の最も強力な支配勢力からも公認されている。

宇宙人(特に銀河系で最も強力)というのは、戦争をしているものらを見つけると皆殺しにしてしまう。
これは、戦争拡大を防ぎ、銀河系･宇宙の治安を維持するためである。
(前述した目的から、惑星内などの戦争、つまり宇宙戦争以外では、そこまで介入することはない)

分かりやすく言ってしまえば、癌細胞を取り除くことと似ている。

アルスバウテラなどの軍事組織(傭兵派遣業)というのは、前述した皆殺しとは違い、どちらか一方に加担し勝利に導くことで、戦争を終わらせる。(一方が勝利し一方が敗北すれば、戦争が終わるからである)
ただし、勝手に参戦することはなく、あくまで依頼が来た場合にのみ軍事契約を結ぶ。

アルスバウテラには、宇宙人の戦士(武闘派系宇宙人)たちが所属している。
少数先鋭なのが特徴で、個人主義が多い。

傭兵の効果:
アルスバウテラやヒヨノトリブカのように、傭兵派遣業の組織は多くある。

研究によると、宇宙戦争に傭兵(戦士)が参戦した場合、勝率(作戦成功率)は25％以上も上昇する。

エグラベイルガ計画の戦闘試験について:
アルスバウテラは、本拠地のある銀河系の所有している星系で、大規模戦闘演習と呼ばれるいわゆるバトロワのようなものをすることがある。(武闘派系宇宙人が大勢参加する大規模イベント)
その時に、エグラベイルガ計画で作った兵器と武闘派系宇宙人を戦わせてテストをすることがある。

その他:
ベルシム、結構頭が良い。
大型二足歩行戦車の技術情報、設計図などは、全て把握しており丸暗記している。

ベルシムは、昔は頭が悪かったが、最近は頭が良くなった。(昔は戦うことしか出来なかったが、最近はちゃんと勉強している)
なので、大半の超高度な部類のゼノテック(エイリアンテクノロジー)ですら完璧に理解している。

......今の銀河系の平和や秩序は、過去何十億年から続く過酷な宇宙戦争、度重なる流血、血と汗と涙によって生み出された結晶なのだ