合体迷走ナシクズサー80-6

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敵ネタお借りしましたシリーズ。

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illust/109767229→続き。

つるし上げを食らうのは、オゾマキナ側だけではなく。

一部の一般市民の集団が、クズサーベースにやってきました。
オゾマキナに限らず、反社会的な巨大戦力が市街地で暴れたことで、被害を受けた人たちです。
オゾマキナ側の尖兵との『決闘』ではなく、『排除』を望んできました。

「善とか悪とかはどうでもいいんです。
私たちの平穏な生活を脅かす要因を、排除してください。必ずしも殺すでなくてもいいですが、他の手段でも何でも。

私たちは、いつになったら、得体の知れない巨大なものがそこらをドカドカうろつき回る状況から解放されるんですか？
ただ、平和に安心して暮らせる状況を望むことは、そんなにいけないことですか？」

元々民間人で、外部協力者の立場である偏と遥はそこまで責められませんでしたが、クズサーベースの活動を主導している立場である高嶺と百地博士は、普通に謝罪しました。
博士の方は、孫娘の高嶺が絡んでなかったら空気を読んだかちょっと怪しいですが。

一応、今回のこれが地球の全一般人の総意ではありません。
ナシクズサーの活躍で助けられて、素直に感謝している人たちも大勢います。
が、クズサーチームに限らず、今後のロボット乗りたちの心構え次第では、今回のような人たちがまだ増える状況もありえます。

続く予定です。