凄い先輩

「見た目に騙されるな」
それが自分が配属された時に他の先輩に言われたことだった。
ここは国を守る警察のような部署であり、悪漢の相手から魔物の相手まで様々な危険と隣り合わせになる職場だ。
怪我をしたり、最悪死亡することだって決してあり得ないことではない。そのため人員は怪我をしている者も少なくない。
その中で場違いといえるほど優しい顔で、傷一つない綺麗な肌。どうみてもここにいていい人物ではなかった。

「志願してくれてありがとう。私が貴方を指導することになりました。
これから対騎士から対魔法使い、そして魔物との戦い方までしっかり覚えてもらいますね」

「よろしくお願いいたします。
…ですが先輩。失礼ですが…大丈夫でしょうか。とても戦闘向けには見えないのですが-----」
「大丈夫です。ちゃんと戦えますから」

その後、訓練場で泣きそうなくらい叩きのめされて見た目に惑わされるなという言葉の意味を理解した。
実戦においては彼女に手も足もでない。
それもそのはず。彼女こそ王国の守護者と隣国からも恐れられている大陸随一の実力者なのだった。

童顔の成人女性とスーツみたいな組み合わせってなんかいいと思うんですよ。
どうですかね。いいですよね？(圧

３連休は実家でのんびりしてました。
実家最高ですね。

とはいえその間ストックしてたイラストを投稿して繋いでいたのでこれからまたイラスト沢山作っていくぞー。