合体迷走ナシクズサー93-1

illust/106359817

オゾマキナ側。

ギメラ「さー、次回の獣闘士のチョイスの時間だぜ！　次は、四つの首の口から火を吐くヨツネックでやっつけてやるだぁぁぁーーー！！」
ヨツネック「ほげーーー」
ラミエ「ギメラ様」
ギメラ「な…何だよラミエ？」
ラミエ「もう少し、しゃんとなされたほうがよろしいかと」
ギメラ「何だよ、そんなに駄目かヨツネック？」
ラミエ「いえ、獣闘士のコンセプトの問題ではなく。

帝王デタ・シンダ様が急に崩御なされ、以後のわが軍団の混乱をギメラ様が苦心惨憺して収められ、同時に、構成員らの待遇も大幅に改善されました。
そのことは高く評価されるべきことですし、実際、私個人としても感謝しており、これからもどこまでもついていく所存です」
ギメラ「お、おう…何だよ今更改まって？」
ラミエ「あと、宿敵・クズサーチームとは別系統らしい、例の地球側の防衛組織illust/109997046のやったことが、あまりにもあまりだったとは私も思うので…イラついておられたギメラ様が、はっちゃけたいのも分かりますillust/110293733。

ですが、我々機械化魔軍オゾマキナの目的はあくまで、地球侵略の完遂です」

ギメラ「………いや、それは改めて言うまでも」
ラミエ「ギメラ様は、あれだけしんどい状況に置かれても矜持を捨てないillust/109775917、クズサーチームの姿勢を高く評価しておられますし、私もそれには同感です。
ですが、我らの目的を達成するためには、いずれは奴らとのケリをつけなければなりません。半端につながりが深くなれば、後がつらくなります。
そのことを自覚しておいでですか？」
ギメラ「………うぬぬぬ…」
ヨツネック「ほげーーー」

どう収拾するか考え中です。収拾するつもりですが。