あずきばーとkiis (後日談)

どうやらこの監獄にはアイスを無料で配るシステムが導入されたようだ。きっと帝襟アンリが手配したのだろう。
カイザーは置かれている業務用のクーラーボックスの中を見つめる。海外製のものは無いようでパッケージは全て日本語で書かれていた。その中に見覚えのあるものを見つけた。
これは世一に紹介されたアイスではなかろうか?あの時は衝撃だったが味は好みであった。

カイザーはあずきバーを手に取り袋を開けた。流石に噛み砕けないのでガジガジと少しずつ削って食べ進める。

「決して気に入ったとかでは無い。決して」

※効果音の"シャリシャリ"はアイスの表面を歯が滑ってる音です(多分)