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更に言えば、怪獣バトル以上にドラマと特撮が相互作用で快感を生む仕組みを安定して作れなかったとも言えるでしょう。大人の理屈ですが。

(悪い意味ばかりでなく)怪獣プロレスがここまでウケ続けるとは思わなかったでしょうね。

ヤマザキマリ先生のオリンピア・キュプロスによれば、格闘技と演劇を合わせた最高の娯楽がプロレスであり、ドラマの高揚感とスポーツの高揚感が一体となって観衆を魅了するということなのですが、

セブンで怪獣は終わって、SFじゃなくてもミステリーとかファンタジーとかホラーとか、色々やって行こうと思ってたんでしょうね、円谷プロは。

日本のテレビ番組でSFをやる、という志はあっという間に潰えてしまった訳で、でもその結果生じたものが50年以上続いているという。