悲報

「紅苑姉さん、師匠から連絡(式神)が来たよ!」
「そう…式神で送るなんて珍しいわね。で、内容は?」
「まだ開けてないから、一緒に見よ!」

『逃げて!茜涅ジェーンの■■は、「■■■■」よ。』

「何……これ?」
「……(文字が滲んでる。急いでいたから?それとも何かに阻害された!?)」
「た、助けに行かなきゃ!」
「……ダメよ。まずは情報を集めないと!」
「そんな余裕ナイでしょ!」
「状況が分からないのに動くのは危険過ぎる。……本部に応援を…」
「そんなの、待ってられないよ」

「……行っちゃった、か。はぁ…あの子の行動力は見習いたいよ」
(式神から師匠の反応が感じられるし、命の危険は無いはず。
 でも、師匠が絡新婦に手こずるとは思えないし)
「……ターゲットは絡新婦じゃない?」
(じゃあ、何なの?まさか『織り手』?……駆逐されたはず、ありえないわ)
「…………あっ!」→古びた文献を引っ張り出す。
「いや…ありえない。この存在だけは考えたくもない…わ」
(でも、どうしても可能性が消しきれない………師匠、お願いだから無事でいて!)

――――――――
illust/111183403 」から数週間後。
師匠から届いた悲報に対して、
姉弟子(赤眼)は情報収集を優先し、妹弟子(青眼)は救出に奔走。
弟子達の行く末は、またの機会に(Ⅷではここまで)。
どんな結末になったのかは、お察しのとおり(登場済みだしね)。

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★アテンション★
・この作品はフィクションであり、実在の人物や団体などとは関係ありません。
・この作品は犯罪の助長、教唆するものではありません。
 妄想と現実は区別し、決して他者を不幸にしない事。ビー・ジェントルマン!
・ソフト本体(COM)及び数多のMOD制作に携わった方々に心からの感謝を。

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2023-09-09 19:30

 ナンCELL


Comments (2)

Ruby 2023-09-13 22:07

Gold Amano 2023-09-10 00:30

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