無言の圧

(じ〜〜〜〜〜〜)
なぜか『僕』を凝視し続ける『彼女』
(・・・なんかしたっけ?)
視線の圧になんとか心当たりを思い出そうとするが思い当たるようなものはない

(・・・・・) 
(じ〜〜〜〜)
無言で見つめ合う僕ら。
理由を聞けばいいとは思うのだが、なんとなく意地になって止め時を見失った気がする

「何をやってるんだ君らは」
結局僕らの睨み合いは『先生』が呆れた声音で声をかけてくるまで続いたのだった

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2023-10-02 09:01


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