悪疫の犬蓄生「コルミロス」

犬(あるいは狼)を素体に寄生生物『プラーガ』を投与され作り出されたB.О.W.の一種。
チャプター4から出現する。
元々群れをなして行動する生き物であった事から、基本的に集団で行動し波状攻撃を仕掛けてくる。
プラーガとの同化(適合性)が強すぎて牙や歯茎が異常発達して口腔に収まりきらず、口が大きく裂けた凶悪な面構えになっている。
名称もそれに由来してスペイン語で「牙」を意味する。
過去作のゾンビ犬及びケルベロス同様に群れを作って行動、低い姿勢で素早い動きが共通するが、それらに比べてしつこく、噛みつきの強さが強烈なのが特徴。
更に日が暮れるとガナードと同じく背中を突き破って寄生体が露出し、触手をムチのように叩きつけて攻撃してくる。
一方で寄生体が露出した状態だと閃光手榴弾のような強い光を浴びると即死する。
戦い方としては動きが速くて攻撃を当てるのが難しいので、まず戦いやすい場所を確保し、背後を取られることがない場所で待ち受けるのが有効。
基本的にとびかかり攻撃を行うが、チャプター4以降だと夜になったことで背中から触手を出して中間距離攻撃を仕掛けてくる。
梯子がある場合、昇ると上まで追ってくる事は無いので安全な場所から攻撃することもできる。
ガナードに比べて俊敏さはあるが体力自体は高くない為、頭部以外を狙ってもダメージ量は変わらない。
リメイク版では歯茎がむき出しになるほど上顎全体の牙が発達し、背中から生えてくる寄生体も背骨と一体化して先端に鋭い爪が生えたサソリの尻尾の様な一本の巨大な触手に変化。
眼も赤く光っており、凶暴そうな容姿が強調された。
変異の可能性を持つ個体は変異前の段階から2倍のHPがあり、変異を完了すると更に増大する。
変異する直前、動きが止まりますがその間は受けるダメージが5分の1になるので無理やり止めるのは困難。
触手による強力な突き攻撃も行うが、この時前触れで触手が縮こまり、小刻みに震えている。
チャプター9の古城の中庭に出現する個体は村に出現する個体より体力は低めだが、垣根に入って逃げたり、突然現れて攻撃してくる等戦いにくくなっている。
また中庭でコルミロスが3匹入っている檻の目の前を通過しようとすると突き破って出てくるがこの時小イベントの様なものだからなのかどれだけ攻撃しても1匹は檻を壊すまで体力1で生き延びる。(しかも1匹は高確率で変異する)
ちなみに、レオンがトラバサミにかかっているのを助ける犬はオリジナルでは同じ犬種だったがリメイク版では体毛が白く、顔も狼寄りになっているのに対し、コルミロスの方は全て体毛が黒く、毛先が逆立ちより毛深くなっている。
作中で明言はされていないがルイスの祖父が遭遇した「頭を撃ち抜いても死なない狼」は恐らくコルミロスだと思われる。
(プラーガによるものかそれ以外の病原体によるものか定かではないがこの時受けた傷が原因でルイスの祖父は亡くなっている)

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2023-10-08 17:46

 エレメンタル㏇


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