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以津真天(イツマデ)

以津真天

「いつまでん」とも。

建武元年、疫病で死者が多かった。

宮中の殿の上に怪鳥があらわれ、「いつまで、いつまで」と鳴き、その声は雲に届き、
人々に恐怖を抱かせた。

また、飢え死にした死体の所にあらわれて食い漁ったあと、
その人の家族のところで
「いつまで死体を放っておくのか」と人の声で叫んだという。

体は蛇の形、両足の爪は長く剣のようで、羽は約4.8mもあるという。

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2023-10-09 09:39

 奈画山


Comments (2)

奈画山 2023-10-11 22:18

コメンテーターさん ご感想ありがとうございます。 そういった面白い意見も聞けて 学びになります。

コメンテーター 2023-10-10 11:41

日本の妖怪なのに何故か西洋の悪魔っぽさを感じるイラストです。

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