【一時創作】邪神七将“眼望(ｶﾞﾝﾎﾞｳ)将"ザラキエル

登場作品:『超人伝―ヒーローズ―』

身長:142㎝
体重:66㎏
出身地:地獄

　人類を脅かす超人集団『暗黒魔人』の中でも魔王に次ぐ上位存在「邪神七将」の一柱で、七つの大罪のうち、欲望を司る。顔にある魔眼を見た者の欲望のタガを外し、欲望を叶えるためなら手段を選ばぬ暴徒に変えてしまう。

　魔王ノブナガイガーによる召喚の儀式で生贄の「無欲なる少女」に埋め込まれた“堕天使の瞳”と呼ばれる魔眼石が本体。普段は大人しそうな彼女に擬態して市井に潜み、人々が悪意に走る手助けを行って各地に混乱を起こす。

　特に隔世覚醒遺伝子を持つ“超人”らと人々の対立が深い地域では双方の闘争本能を煽ることで対立を激化させ、覚醒者たちを魔人の道へと引き込むのに一役買う。

　欲望を極限まで成長させた者を吸収して自身の力に変えることができ、体にある複魔眼は全て喰らった人間から形成した。

　これらは分離させて独立行動をとる行動ができ、魔眼の力を経由するアンテナの役割を果たす。それは同時に弱点を分離することにもなるが、魔眼同様聖なる攻撃以外を受け付けないため、常人では例え原子爆弾を用いようとも、傷一つつけることができない。
　反対に、聖なる気を宿すものの攻撃であれば、例え乳児に捕まれただけでもあっけなく砕け散ってしまう。

　元々は人間界を守護する大天使にだったが、天界戦争の際にルシファーに従ったため敗れて天国を追放され、地獄へ追い落とされて堕天してしまう。それにより人間に対して激しい憎悪と悪意を抱く存在となり、天使の象徴である翼を失い、醜い怪物の姿と成り果ててしまった。

　同じく大天使である巡天使チルカとは旧知の仲。