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風呂上りのカピバラ

動物園や水族館、最近ではカフェにもいる、日本でも知名度の高い動物です。
その正体は現存する世界最大のげっ歯類、つまりネズミの仲間です。
私は新江ノ島水族館で、初めて生で見ましたが、想像の2倍くらい大きかったです。
その姿は特徴的な顔と相まって、ネズミというよりは豚のようでした。

本来は南アメリカの草原や湿地帯の水辺で、群れを形成して集団生活しています。
泳ぎが得意で、ジャガーなどの天敵に襲われたときは、水中に逃げ込み、そのまま5分以上、水中に潜っていられるようです。
一方で寒さには弱く、雨の日や気温の低い日は群れで身を寄せ合って暖を取るそうです。

非常に温厚な性格で人間にもよく懐くため、動物園でも放し飼いにされていたり、触れたり餌を与えたりできることころが多いです。
猫カフェならぬカピバラカフェなるものもあるようです。
ただ、前述の通り寒さに弱く、また熱帯の南米出身ということもあり、特に日本の冬の寒さは応えるようです。
そのためニホンザルと同じように、温泉やお風呂につかって身体を温めるようで、その姿がまたカピバラ人気に拍車をかけているようです。

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2023-10-24 21:52

 淡水


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