ハロウィンユズ 2023ver. × bloodborne

◎ハロウィンユズ-2023ver.
○衣装
とある世界において狩りを生業としていた者らの装束。

擲弾発射機を扱うユズらしく、機動性に優れた軽装の上に、人々を正しく弔おうと生きた別世界の人間の服を着ている。

当然、そのまま着るにはサイズが合わないので、ヒビキに少し仕立て直しをしてもらったと本人談。
そして本人曰く、機動性は分かるがいくらなんでもスカートが短すぎるとのこと。

物には遺志が宿り、その遺志は継がれていく。
装束に遺された意志もまた、彼女を正しい弔いの方向へと導こうとするだろう。
この年に一度の収穫祭にて、明けぬ夜を生きる者達に、夜明けを齎すために。

こ、この衣装を着てるとなんだか落ち着くんです…か、格好自体は落ち着かないですよ！足なんて見せたくないですし！
…けど…どこか暖かさに包まれているようで…きっと、元の持ち主の方が優しかったんですね…！

・灰狼の帽子
とある世界において、見捨てられた人々の為に戦った人間が被っていた帽子。硝煙が仄かに香る。

時間経過による帽子そのものの痛みが酷かったので、ヒビキによって所々補修・アレンジが加えられている。

今回はロッカーやダンボールもないので、帽子を被ることで辛うじて顔を隠している。
最初は棺桶の中に籠もろうとしていたらしい。が、流石に彼女の倫理観が許さなかった様だ。

・マフラー
とある世界において、弔いの古狩人が身に着けていたマフラー。

別れはいつか必ず訪れるもの。そのマフラーは別れの悲しさを少しでも和らげる為の、生きる人としての温かさを感じる為の物だったのだろうか。
自分はまだ生きていることを、送る側であることを、自分自身に証明するために。

普段はハイネック姿のユズにとって、帽子同様に自身の顔を隠せるため、離せない品となっている。

・ブーツ
とある世界において古狩人として名を馳せた女性が履いていたブーツ。

それは相手との距離を詰めることに非常に特化した構造をしている。

ヒビキ曰く、初期状態が既に最適化された状態で、アレンジの加えようがなかったとのこと。
強いて言うなら、靴底があり得ない程擦り減っていた為、補修したということくらいであろうか。

・手袋
とある世界において狩人らが一般的に身につけている革製の手袋。

武器を持つ手を保護することは衛生面で至極当然の事ではあるが、文化の異なるユズたちには彼らが手袋を付ける本当の理由など想像もつかぬだろう。

知らぬこと、見えぬこと、言えぬこと、触れ得ぬことには近寄るな。はるか昔からの金言である。
しかし、それに近づいた時、それを“神秘”と呼ぶ。

・ロングコート
とある世界にて弔いの古狩人が着ていたコート。未だ優しく芳しい夢のような香りがする。

その長丈のコートはユズには大きすぎた。
ヒビキには丈を直すか聞かれたようだが、普段からユズが羽織ってる服と似通っていた為、そして何よりその香りに惹かれ、直さなかったようだ。

○武器
・月光の聖剣-MILLENNIUM custom

とある世界に存在する大剣を、写真を元にしてエンジニア部が再現したもの。
彼女らの独創性を交えつつ、持てる技術力の全てを注いで再現した逸品。

今回もまた彼女らの発想力に溢れた結果、不要なオマケが2つ程付属している。
1つは、刀身と柄が外れる仕様となっており、大剣及びバスタードソードを切り替えることが可能。
1つは、大剣の際はユズの任意で紅色の光を纏う事が可能であり、振った際に光波が出せる。

再現元の写真だが、刀身の写真だけである。
つまり、再現した本人たちは、大元の武器が変形することも、青い月の光を纏うことも、当然知る筈がない。
今回の機能は、ただ面白そうだからという理由で生まれた偶然の産物である。

マイスターと呼ばれる彼女たちの信念をふさわしく形容する言葉が、とある世界にはある。

“つまらないものは、それだけでよい武器ではあり得ない”

因みに、アリスは赤い光波を出せることについて、
「ユズも光を扱えるようになったんですね！これで勇者が2人です！！」
と大喜びだったそう。

・獣狩りの短銃-MILLENNIUM custom

とある世界に存在する短銃を、写真を元にキヴォトスにて再現した特注品。所謂、ラッパ銃と呼ばれるもの。

扱いやすいハンドガンであり、オリジナルに用いられる水銀製の弾や血を用いた弾は、この短銃では用いることはできない。
それ故に、性能も威力もキヴォトスにおける銃より大きく劣るようだ。但し、相手の体勢を崩すことについては大きく長けている。

なぜそんな弾丸が用いられていたのか、ユズたちは知る由もない。しかし、それで良いのだ。
知らないと言うことは、その脅威が皆無であることの証明になることもある。