報告

青柳「赤馬、メイについて、ちょっと報告がある。」
赤馬「メイについて？何かあったのか？」
青柳「メイの母親についてだ。」
赤馬「あれ？メイの母親って行方不明じゃなかったのか？」
青柳「あぁ。それで捜索の為にもいろいろと調べたんだが、どうやら彼女の母親は魔法少女だったかもしれない。」
赤馬「マジかよ…。そうか、それならメイが魔法少女の適性があったことも説明がつくか…。で？その魔法少女の名前は？」
青柳「データベースに該当が無かった。」
赤馬「ということは、個人活動の魔法少女か。」
青柳「そうだ。しかし、お前もこの名前は聞いた事ないか？ミヒロ・アウリ。」
赤馬「それって、もしかして・・・。」
青柳「結婚した際の名前はミヒロ・モール。結婚前はミヒロ・アウリ。」
赤馬「あぁ・・・。わかった。わかった…。思い出した…。そうか。マジカル・キューティーの元祖的な魔法少女な…。」
青柳「ミヒロ・アウリはその昔、当時確認された身体能力強化型の魔法少女の最初の1人と言われているが、活動内容も全くデータにないからある意味、噂程度の存在だったが…。まさかな…。」
赤馬「当時は子供の姿から大人の姿になる魔法少女なんて居なかったからな…。どこ行ったんだろうな・・・。」
青柳「捜索を継続してはいるが、何せ本人自体の情報もほとんどないからな…。」
赤馬「しかし、まさかミヒロがメイの母親だったとはな…。」