怪談系列 橋姫 #1

橋姫（はしひめ）は、橋にまつわる日本の伝承に現れる女性・鬼女・女神である。
主に古くからある大きな橋では、橋姫が外敵の侵入を防ぐ橋の守護神として祀られている。古くは水神信仰の一つとされ、橋の袂に男女二神を祀ったことが始まりともいわれている。
橋姫は嫉妬深い神ともいわれ、橋姫の祀られた橋の上で他の橋を褒めたり、または女の嫉妬をテーマとした『葵の上』や『野宮』などの謡曲をうたうと、必ず恐ろしい目に遭うという。これは、土地の神は一般にほかの土地の噂を嫌うという性格や、土地の信者の競争心などが、橋姫が女性であるために嫉妬深いという説に転化したもの、もしくは「愛らしい」を意味する古語の「愛（は）し」が「橋」に通じ、愛人のことを「愛し姫（はしひめ）」といったことに由来する、などの説がある。
橋姫の中でも有名なものが、京都府宇治川の宇治橋に祀られる宇治の橋姫であり、他に大阪市淀川の長柄橋、滋賀県瀬田川の瀬田の唐橋などに祀られていることが知られる。
橋姬（橋姫 はしひめ）是日本的妖怪（算是一種被神格化的妖怪）、神祇，屬於日本水妖和水神。
在古代日本，橋是國與國之間的通道和界線，因此橋姬是為了防止外敵入侵而產生的神祇信仰。橋姬既是橋的妖怪，也是橋的守護神，大橋基本上都會有供奉橋姬的祠堂。
傳說橋姬是一名年輕貌美的女子。有猜測橋姬是一名單身女子，或者是因追隨丈人而投河自盡。但橋姬都有一種共通點，就是容易瘋狂忌妒。每座橋的橋姬都只有一位，如果在過橋時說了其它橋或其它地方的好話，她便會瘋狂忌妒而惱怒，日本謠曲便有記載橋姬發狂時的恐怖。假使有新人過橋時被橋姬撞見，他們最後一定會不歡而散。幸運一點能遇到忌妒一下就作罷的橋姬，但遇到化為「鬼女」的橋姬就必死無疑。