一緒に来て

冬の海岸、倉庫がたくさんある。
タバコを煙らせる国家のダブルスパイが物陰から見守る中、彼女は最後の賭けに出る。
「……。あなたが…?」
戸惑う僕に、彼女はふっと笑った気がした。
「分かった。……!」

手を差し出して
「一緒に来て。」

その手に掴むものは、探し求める、僕の妹の行方への鍵?この世界を明るみに出す、希望?それとも、死神からの罰か。

取って…いいのか?
頭の片隅がチクチクする。理性が、ほんの少し残る。マズい、と警告する。

それと反対に…。

「分かった。」
パシッ!!
力強く握った。
そう、そうだ!!

僕は、これからーーーー!

希望と欲望、絶望が渦巻く中、主人公たちを待つ、地球を巻き込む、運命とは!!
乞うご期待!

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2023-12-05 19:59

 ちーた


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