冬の朝

冬の朝が好きだ。起き抜けの寝ぼけた頭をスッキリ目覚めさせてくれるから。
静かな夜から日が昇って活動が始まる静と動のほんの少しの狭間の時間を感じられるのも
特別な感じがして大切な時間だなと思える。
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そんなことを考えていると手に持ったカップのカフェオレは瞬く間に冷え切り、私の体も冷えてきた。
あっという間の朝を迎える儀式を終えて、私は足早に部屋に戻るのであった。