期待に応えてみたら・・

「まぁ、お姉様!その格好は・・セーラー戦士ですのね!」
「いや・・あのさあ、水泳の授業から帰ってきたら、私の制服ないのよ・・かわりに
この服だけがあって、着るしかなかったんだけど・・私の制服知らない?」
「まぁ、大変!でも残念ながら黒子は存じあげませんの・・」
「いや・・黒子、あなたも着てるじゃない・・」
「そうなんですの、わたくし黒子の制服も・・ありませんでしたの・・代わりにこの服が・・」

「・・・どこへ隠したの?この格好で授業も、いや廊下にすら、でられないわよ」
「とっても似合っておりますのに・・隠してなどおりませんけれど、予備の制服をご用意いたしますので・・
人気のない落ち着いた場所でお互いにお着替えを・・
幸い木地も薄いレオタード・・す、すぐに着替えられますわ!!!」
「そう、黒子・・じゃあ・・」
「ああっ!お姉様!?そんな、いきなり引き寄せて・黒子は嬉しゅうございます!
(いつもと違うシチュエーションは人の気分を高揚させるとか、作戦成功のようですわね)
そんな、強く・・黒子はもう・・」

「ねぇ黒子、セーラー戦士って強いわよね、わたしもね、好きなキャラクター見つけたのよ」
「お姉様??}
「セーラージュピターって、いいわよね・・なんかこう、わたしと通じるものがあるってゆうか」
「・・・・お、お姉さま・・」
「制服の代わりにこの服があったのなら、せっかくだしセーラー戦士になりきってみようかな・・」
「す、すぐに予備の制服を!ご用意いたしますので、お、お離しになって・・」
「遠慮しなくていいのよ、黒子、さぁ、真似てみようかな、セーラージュピターのつもりで・・」
「お、お姉様!お、お待ちになっー・・・・・」

「シュープリーム・・・サンダー!!!」

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2024-01-09 08:00

 ゆな


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