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金持ちの家のネコ

タイトルの元ネタは君のことが大大大好きな100人の彼女からです
この名称が秀逸だと思いました

――――――
巨大な猫が突如街に出現

街は騒然となる
自衛隊が出動するがいかなる兵器も猫にはきかないので避難誘導に徹するしかない

猫は子猫らしく狭い所に潜りたがる性質をもっているようだ
自衛隊が手をこまねいていると

ズン、ズンと地面がゆれる
自衛隊の部下が上を指さしながら
「た、隊長、あれを見えてください!」
隊長が指さす方を見るとそこには

「もー、こんなところにいたんだ。探したんだよ」
文字通りあの巨大な猫が子猫に見えるくらい巨大な少女が空を覆い尽くしていた

「なぁーご」
猫をひょいと持ち上げた少女はそのまま歩き去ってしまった

残された自衛隊と避難民は呆然と見送ることしかできなかった

後日、街へ被害補償として多額のお金が政府へ振り込まれた
どうやらあの猫の飼い主が後で被害を知ったので弁償してくれたらしい

飼い主の少女
「なんか小人たちがぎゃーぎゃー騒いでいたからどんなもんかと思ったけど、
私のおやつ一回分にも満たない金額の賠償金だったのには笑っちゃったね」
――――――

1、2枚目が巨大娘だったよかったのに
上手くいかないものですね

最初は街を押しつぶす可愛い猫の髪飾りで作ろうとしてたのはここだけの話

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2024-01-11 23:19

 るみなす


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