太空三十六計(日文版)･第四話／上海少年児童出版社作画依頼作品

1995年に描いた作画依頼作品。
原作原稿の中国語を日本語に書き直して、色々付けたり端折ったりして描いたのがコレ。
提出するときは中国語。理解度を深くするために翻訳。

舞台は、と或る銀河の3つの星雲が交わる世界。
その中の一つの星雲が、利権を巡って謀反を企てていた。
この日まさしく、その行動を起こす日！
近未来宇宙の三国演義的なお話で、戦術に三十六計を取り入れながら、国同士が戦う物語。

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1993年、わしが上海に赴任して居た頃の話。
仲の良い同年通訳さんに誘われて、新聞社に居る友人を通じて紹介された、上海少年児童出版社科長に、当方の『月の輪コンフュージョン』を見せたところ、2つ返事で作画依頼をされてしまい、2年待って仕上がって来た台本を元に、キャラクター設定からコンテの全てを請け負った作品。
依頼のあった1993年は、赴任後時間が有り余ってたンじゃが、待たされて待たされて、もうお流れになったと思って居た矢先に連絡が来て、受け取った中国語のシナリオ本は500頁！！！！
2年も経ってて今更このページ数は無理なンで断ったンじゃが、出来るまでで良いと頼み込むもンじゃで渋々始めたもんの、2年経過していた時点で、当方の身辺の忙しさはとんでもない状況で･･･
結果的には4話分の72ページを仕上げた段階で戦線離脱。あとは現地の漫画家に引き継いだものの、この絵柄で引き継げる人は中々居なくて、科長さんが苦労したそうな。