日本における初期のパトカー５（警視庁　シボレー・フリートマスター

毎日新聞から発行されていた『一億人の昭和史』の別冊に『昭和自動車史』があり、昭和における自動車に関する様々な写真やよもやま話が掲載されていました。むろん、その中にはパトカーや白バイなど警察車両に関する写真もあり、それをもとに色々と絵をかいてみました。まずはシボレーの1949年式フリートマスターです。

警視庁の自動車警ら隊は1950年に発足しましたが、当時は国産車に対する信頼が低かったこともあり、米軍払い下げのアメ車が好んで用いられました（この辺のことは以前にも書きましたが念のため）。今回描いたのは、シボレーのフリートマスターで無線機を搭載していたそうです。

写真はあまり鮮明でなく、スピーカーも確認できなかったですが、おそらく車両の左側にあったかと思います。背景色ありと無しのバージョン、下絵の線画をアップします。

※元旦にアップしたシボレーのフリートマスターのイラストを基にパトカーのイラストを描いていましたが、作成途中でデータが入っていたパソコンが破損してしまいバックアップもとっていなかったので、一から描き直しとなってしまいました（涙）。バックアップは頻繁にとっておかなければならないと痛感しました（反省）。