NEXT バレンタイン　ハルキver

【コメント】
　寝落ちして、投稿するの遅くなってしまってしまいました。
【概要】
　バレンタイン・・・でしたっけ？女性が男性にチョコをわたすという行事。僕は、今までチョコをもらうことなんてありませんでした。ましてや、『バレンタインデー』なんて言葉は、セリィから初めて聞きました。信じられないと思うけど、本当です。バクト君は、バレンタインにチョコを貰えないことは、モテない男子の烙印を押されたも当然とのこと。本当、意味が分かりません。ーっと思っていたら、僕の部屋の前に、大量のチョコが。こんな大量のチョコ、一体どうすればー
バクト：「コンチクショー!!」
　うるさいなあ。たかが、チョコがもらえたぐらいで妬まれても困るんだけど。
バクト：「おい、ハルキ、このチョコはどういうことだ！」
ハルキ：「これ、今請け負っている女子生徒からですね。」
バクト：「は？女子生徒・・だと！」
ハルキ：「一応、家庭教師のバイトしてるんで。」
　元々、僕は教師を目指していました。けど、事情あって、教師の夢を諦めました。でも、レアンくんが家庭教師の仕事を紹介してくれたのがきっかけで、バイトと言う形でやっています。最初は、請け負った生徒はいなかったけど、時間をかけて、請け負う生徒が増えつつある状態です。
バクト：「ほ、ほう、つまりこういうことか。日頃、お前に勉強を教えてもらっているお礼としてお前にチョコをあげたと？特に女子生徒が。」
　『女子生徒』を強調してくるのはなんですか。そんなに女性からチョコが欲しいんですか。それよりも、この量をどうしようか。レアン君、甘いもの好きでしたよね。
ハルキ：「・・・レアンくんにあげようか・・ん？」
バクト：「裏切り者めええ!!」
　阿鼻叫喚して、走り去っていくバクト。『バレンタイン』とは、モテない男子の悲痛の叫びを聞く羽目になる日と覚えてしまう僕でした。