囚われ花嫁

西洋妖怪といえばバックベアード。しかし詳しくは知らんのでここでは、サタンとする。
生贄として選ばれたのは、半妖となった水木の体は何かも都合が良かったため、悪魔の代表的存在でもあるサタンに捧げることになった。しかし、彼らは知らなかった。半妖となった原因が幽霊族の長といわれる“ゲゲ郎”との繋がりが強く、腹に幽霊族の液体を溜め込んでいる。
囚われた水木が真名として名付けた名前を呼ぶことで、縁のつながりを感じ取り海外にまで飛ぶことができた。またゲゲ郎が水木を伴侶として見初め、名前の一部を預かることで西洋妖怪の術を弱くした。

ーーーー「さて、お主らを相手にするのはわしだけではないぞ」

その言葉を合図にゲゲ郎の声掛けにより、日本から飛んできた百鬼夜行が相手となろう。

「さて、わしの水木や。……待たせたのぅ。鬼太郎が家で待っておる。帰ろうぞ、わしらの家に」