Happy birthday Heath・Ledger!!!

今日は数々の名演技を残した名俳優ヒース・レジャーさんのお誕生日でございます！
自分なりに色々と工夫して描いてお祝いをしてみました。
もしご存命なら今日で45歳をむかえております。
※この後映画ダークナイトのネタバレ注意※

最初に見たバットマンの映画が『ダークナイト』で彼の怪演に震えました。ジョーカーという深いキャラクターを見事に演じきり、世間に強い印象を残した事に、彼という存在の大きさを深く感じました。個人的に好きなシーンはマフィアに交渉を持ち込むシーンと尋問のシーン、病院のシーン、そして最後の宙吊りのシーンです。交渉のシーンはダークナイトでもかなり有名なシーンですね。ジョーカーがマフィアの一員の頭に鉛筆をぶっ刺して「ターダー！」と陽気に話す姿や、コートの中の爆弾の紐を親指で持ちながらドアから出ていく姿がとても印象的でした、、、！ここの裏話が好きで、鉛筆が刺さるマフィアの役のスタントマンさんがあまりの強打で数回か気絶してしまっていたそうなんです。その何回目かにジョーカーがヒースさんになって「大丈夫？」と一度だけ声をかけて心配してくれた事があったそうです。内容が全然ですが個人的にはほっこりしました。尋問のシーンは本当によく覚えていて、ブチギレてるバットマンが入室一発目にジョーカーの頭を机に叩きつけるところで「先に頭をやるのは良くない」と指摘したり、殴られたり叩きつけられてもずっと笑顔でバットマンの心理をついた事を言い続けたりとここもジョーカーとしての狂気のようなものが溢れ出ていて改めてヒースさんの演技力に惚れました。病院のシーンでは言葉巧みにデント(トゥーフェイス)と騙してヴィラン側に落とし込むところが最高にジョーカーでゾッとしました。さらにこのシーンがあることにより、後にトゥーフェイスとなった時の彼の暴走がとても悲しく、救いが無いように感じるのがさらに酷でした、、、。そして何と言ってもナース姿のジョーカーが少し面白くて大好きです。最後の病院を爆発させるシーンでの爆発の遅延を見事にアドリブで演じきったシーンはもう彼の才能や演技に対する情熱のようなものを感じました。このシーンで有名なのが病院の爆発を監督がヒースさんに伝えていない中、最後のあの爆発の遅延を演じたというエピソードですね。これを聞いた時本当に驚きました、、、。中々爆発しない病院を見てボタンをいじったり、叩いたり、両手を広げたり、仕草の一つ一つがすべてジョーカーで、焦るはずの状況の中、一度もヒース・レジャーとして取り乱さずジョーカーを貫いたのが本当に彼の才能を感じました。そして最後の宙吊りのシーンは宙吊りということもあり、かなりきつい状況の中の演技だったはずなのに、ずっと「ジョーカー」として歪んだ笑いを続けていて「うわぁ、、、！」となりました、、、。正直作中の中で1位2位を争うレベルで好きなシーンです！、、、とこんなに沢山語れる素敵な俳優さんが亡くなってしまったこと、本当に悔しく、悲しく思います。しかし、もう起きてしまったことはなかったことにはできません。自分なりにできる、彼への感謝をしていきたいです。彼が生前残した沢山の素晴らしい演技をこれからもっとたくさん見て、もっと彼のことをよく知りたいと思っております。
長文失礼いたしました。ここまで付き合ってくださった皆様、本当にありがとうございます！