のぞみがリズでみぞれが青い鳥

リズと青い鳥 も、公開6周年だそうですね。
何度観ても色あせる事が無く、観客の感性をアップデートしていく映画だと思います。

初見の頃は、その独特の雰囲気に呑まれて、ミニシアターでかかる芸術フィルムのように思えたのですが、
最近は、とにかく可愛い映画だ、ということに気がつきました。

鎧塚…ぢゃなかった、剣崎梨々花さんは、一挙手一投足が全て可愛くてたまりません。
ダブルリードの会も可愛い、のぞ後輩達のおしゃべりもかわいい。
きみらそんなにかわいいは重要？重要ですよ〜！

はずきとみどりの、おなかすいたーのハモりもかわいい。
大好きのハグもかわいい。
歩くとぴょんぴょん跳ねるポニテもかわいい。

絵本の世界のリズと青い鳥は、夢のようにかわいい世界。

のぞみとみぞれは、主役だけに、ただかわいいだけじゃないけれど。

この映画は、山田尚子監督の「かわいい」がぎゅっと詰め込まれた映像作品でもあるんだな、と思う。

響け！ユーフォニアム３期が始まったけど、女の子達のかわいいを捉える視点のあまりの違いに驚いています。