その場所は、お前の場所ではない。

ちょっと軽く考えた洗脳mzkさん小話。

■小説（https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=22216961）
　落書き漫画（illust/119033088）

■幽霊親子が手元離れた後に、気丈に振舞って1人生活しつつも寂しさが拭えない水木の元に、幼い鬼太郎くんの声で「きょうのばんごはんなんですか？」「いっしょにかえりましょ」って声真似してくる妖怪が近づいて、柔く水木を洗脳しつつ、ちゃっかり隣に居座って、少しずつ生気吸い取られてく。
　鬼太郎くんが気付いて、妖怪倒して洗脳が溶けた水木に近づくと、青ざめた表情で「迷惑を掛けてすまない。俺が悪かった。心の隙に取り入れられた俺の落ち度だ。そもそも鬼太郎の成長を真っ直ぐ喜んでいるのに、俺の弱さで隙ができた。浅ましく未練がましい、手を煩わせた。こんな情けない姿を見せて悪い。失望しただろ？俺は醜い。とても惨めだ」って頭を覆い、言葉を洩らす水木。
　生気吸い取られてる時に「俺も歳かな？最近疲れやすいんだ」って苦笑いする水木さんと衝撃で言葉でない鬼太郎君もいるといいな。

■鬼太郎くんが声を掛けて気づくまで、水木さんにはウミウシ妖怪がちゃんと幼い鬼太郎くんに見えていたのでした。

■スパコミ終わって落ち着いたら、ちゃんと漫画で描きたいです。