「STORIES.」ラストエピソード「君の名はマリア。」第1巻。
ヌードデッサンのモデルのアルバイトをする、末期がんの女性、マリアと、彼女の魅力に取りつかれた、高校3年生の美術部の耕太の、不思議な物語。
楽しんでください!!!
高校3年生の、美術部の進路を控えた耕太。(こうた。)
耕太は、美術部でいつも先生に叱られていた落ちこぼれで、美大も諦めていた。将来はフリーターか、専門学校にでも行こうかと思っていた。
しかし、先生の計らいで、ある日、そんな耕太達の前に、ヌードデッサンのモデル、マリエが現れる。
いつも石膏デッサンばかりじゃつまらないと思った先生は、突然美術部内で、マリエをモデルとしたヌードデッサンを開く。
そしてマリエが、生徒と先生の前で服を脱ぎ、裸になってポーズを取る。
生徒達は、そのマリエの不思議な魅力に取り憑かれた。部室内がしんとする。
そして先生の合図により、マリエをモデルとするヌードデッサンが始まる。
耕太は、マリエの裸よりも、マリエのその薄幸そうな瞳に取り憑かれ、がむしゃらにデッサンを始めた。
そして時間が来る。
マリエは服を着て、生徒達の絵を先生と共に見た。
そしてマリエが選んだ自分の絵は、落ちこぼれのはずの耕太が描いた、血の飛び散るヌードデッサンの絵だった。
初めて絵を褒められた耕太は酷く驚く。
実は耕太は、石膏デッサンでは才能が開花しなかったが、人物画が得意だったのだ。
それに、マリエと言う不思議なモデルにも取り憑かれた。
そして耕太は、その後の石膏デッサンを抜け出し、マリエの元へ走り寄り、マリエを呼び止め、マリエをモデルにこれからも絵を描かせてくれ、と直訴する。
耕太の絵に対する情熱を知ったマリエは、それを承諾し、2人は連絡先を交換する。
それから、再び耕太の石膏デッサンが再開されるが、やはり、耕太が褒められたのは、マリエの絵のみで、石膏デッサンでは、先生にきつく叱られた。
夕暮れの中、そんな耕太の帰りを待つマリエがいた。
マリエのアパートが学校から近いし、その日は耕太の描いたマリエの絵がいたく気に入ったからだ。
そして耕太とマリエがアパートに向かい、歩きながら語り合う中、マリエは、自分が癌末期であると告白する。驚いて青ざめる耕太。
そして2人はマリエのアパートに着く。
マリエは耕太にお茶を出し、マリエが癌末期だと解った耕太は、マリエにどう接したら良いかも解らないまま、語り合う。
実は、マリエは癌の発覚前に、事務の仕事をしながらコツコツ貯金して、同じ会社のサラリーマンと付き合っていたが、マリエが癌末期だと発覚すると、その恋人はマリエを捨てたのだ。
そしてマリエは癌末期が発覚後、会社を辞め、治療しながらヌードデッサンのアルバイトをし始めたらしい。
そしてマリエは、耕太に、実は自分の血の繋がった家族が皆殺しにされ、代わりに家族そっくりに整形したニセモノ家族がのうのうとマリエの家と財産を使っていると打ち明けた。
そしてマリエは、そんなニセモノ家族と絶縁した、と耕太に告白する。
まだ高校生の子供の耕太には信じられなかった。
そしてマリエの話が本題に入る。
今日の美術部のヌードデッサンで、耕太が描いたマリエの血が飛び散った絵が、癌末期のマリエに一番響いたので、これからマリエが死ぬまで自分の絵を描いて、残して欲しいと。
驚くばかりの耕太だったが、モデルをしたマリエが言ってるのだから、間違い無いと説得され、根負けして、耕太はマリエの絵を描き続ける事を約束する。
続きをお楽しみ下さい!!!
楽しんでください!!!
高校3年生の、美術部の進路を控えた耕太。(こうた。)
耕太は、美術部でいつも先生に叱られていた落ちこぼれで、美大も諦めていた。将来はフリーターか、専門学校にでも行こうかと思っていた。
しかし、先生の計らいで、ある日、そんな耕太達の前に、ヌードデッサンのモデル、マリエが現れる。
いつも石膏デッサンばかりじゃつまらないと思った先生は、突然美術部内で、マリエをモデルとしたヌードデッサンを開く。
そしてマリエが、生徒と先生の前で服を脱ぎ、裸になってポーズを取る。
生徒達は、そのマリエの不思議な魅力に取り憑かれた。部室内がしんとする。
そして先生の合図により、マリエをモデルとするヌードデッサンが始まる。
耕太は、マリエの裸よりも、マリエのその薄幸そうな瞳に取り憑かれ、がむしゃらにデッサンを始めた。
そして時間が来る。
マリエは服を着て、生徒達の絵を先生と共に見た。
そしてマリエが選んだ自分の絵は、落ちこぼれのはずの耕太が描いた、血の飛び散るヌードデッサンの絵だった。
初めて絵を褒められた耕太は酷く驚く。
実は耕太は、石膏デッサンでは才能が開花しなかったが、人物画が得意だったのだ。
それに、マリエと言う不思議なモデルにも取り憑かれた。
そして耕太は、その後の石膏デッサンを抜け出し、マリエの元へ走り寄り、マリエを呼び止め、マリエをモデルにこれからも絵を描かせてくれ、と直訴する。
耕太の絵に対する情熱を知ったマリエは、それを承諾し、2人は連絡先を交換する。
それから、再び耕太の石膏デッサンが再開されるが、やはり、耕太が褒められたのは、マリエの絵のみで、石膏デッサンでは、先生にきつく叱られた。
夕暮れの中、そんな耕太の帰りを待つマリエがいた。
マリエのアパートが学校から近いし、その日は耕太の描いたマリエの絵がいたく気に入ったからだ。
そして耕太とマリエがアパートに向かい、歩きながら語り合う中、マリエは、自分が癌末期であると告白する。驚いて青ざめる耕太。
そして2人はマリエのアパートに着く。
マリエは耕太にお茶を出し、マリエが癌末期だと解った耕太は、マリエにどう接したら良いかも解らないまま、語り合う。
実は、マリエは癌の発覚前に、事務の仕事をしながらコツコツ貯金して、同じ会社のサラリーマンと付き合っていたが、マリエが癌末期だと発覚すると、その恋人はマリエを捨てたのだ。
そしてマリエは癌末期が発覚後、会社を辞め、治療しながらヌードデッサンのアルバイトをし始めたらしい。
そしてマリエは、耕太に、実は自分の血の繋がった家族が皆殺しにされ、代わりに家族そっくりに整形したニセモノ家族がのうのうとマリエの家と財産を使っていると打ち明けた。
そしてマリエは、そんなニセモノ家族と絶縁した、と耕太に告白する。
まだ高校生の子供の耕太には信じられなかった。
そしてマリエの話が本題に入る。
今日の美術部のヌードデッサンで、耕太が描いたマリエの血が飛び散った絵が、癌末期のマリエに一番響いたので、これからマリエが死ぬまで自分の絵を描いて、残して欲しいと。
驚くばかりの耕太だったが、モデルをしたマリエが言ってるのだから、間違い無いと説得され、根負けして、耕太はマリエの絵を描き続ける事を約束する。
続きをお楽しみ下さい!!!
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2024-05-23 15:43
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