Page 1/6

けんきゅうしょ活動報告(アンドロイド開発編その9)

廉価版アンドロイド素体の完成とともに、様々なタイプのアンドロイド開発が計画されていた。
しかし、この研究室ではその流れとは全く異なる方向を求めていた、可変飛行型アンドロイドである。
これは現在の素体とは全く相いれない変形機構が中核となるため、新型素体の恩恵を全く受けないのである。
当初、変形機構と飛行形態を兼ね備えるために、頭高長12mを必要とした可変飛行型アンドロイドであるが、その後の研究者の血のにじむような努力により、頭高長2.5m程度まで縮小することに成功していた。
これらは、その過程で試作された機体(実機もしくは実証模型)である。
(なお、実際どのように飛行形態に変形するかは各自妄想で補完願います。)
しかし、研究を進めルれば進めるほど研究者たちは絶望を感じざるを得なかった。
どうしても女性型ボティ(おっぱい、くびれ、ふともも)と可変機構を両立させる方策がみあたらないのである。
当初飛行型アンドロイド開発が開始された理由(最終的に個人が空を飛ぶ)が果たされていることも気づかないまま研究者たちは全く光明のみえてこない絶望との戦いをつづけるのであった。
彼女たちへの光明がとどくまでにはまだしばらくの時が必要となるのである。
-----
五連らむさんのところで、ごついロボをみて描きたくなりました・・・ガンダム色は極力排除したつもりです。
時々描くと萌えますね ちがう 燃えますね...絶望的な戦いに挑む研究者たちの苦悩と努力…ドラマ性もばっちりです。

7
16
323
2024-06-06 19:19

 C.C.C.


Comments (0)

No comments

Related works