対獣猟機兵＜炎槍改-G型＞

クソデカ機体専用のクソデカライフルを扱うために、魔改造された小型機を描いた！
このクソデカライフルの本来の持ち主は誰かというと、全高170mを誇る決戦兵器＜シエラヴァスタ（illust/112126366）＞です
このとんでもない威力の超大口径スナイパーライフル改を扱うためには、それ専用に改造された4機の炎槍改からなる一個小隊が必要…！

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■機体名：炎槍(えんそう)改G型

■カテゴリ設定
区分：主力兵器級
形式：特殊火器運用型砲撃管制機
配備：地球大気圏内
全高：50m
携行武装：対消滅徹甲榴弾対応-口径400mmスナイパーライフル改
多目的クローシールド
固定武装：高周波振動ダガー2振り(左肩部)
対物レーザー機関砲×2門(両肩部)
3連装短距離マイクロミサイルポッド×2基(前腰部)

■設定文
本機は、全高170mを超える決戦兵器＜シエラヴァスタ＞の超大口径スナイパーライフルを、全高50mの主力兵器級の機体で運用するために開発された砲撃管制機である。

まず決戦兵器＜シエラヴァスタ＞とは、超高々度から地上を精密狙撃可能な空戦機であり、数千万人～数億人オーダーの人的被害が予想される＜超大型級怪獣＞にさえ対抗可能な極めて強力な機体である。
そのシエラヴァスタがメインウェポンとして装備する＜口径400mmスナイパーライフル＞は、砲口初速マッハ30以上で陽電子徹甲弾を撃ち出し、強力な怪獣をヘッドショットで撃破することも可能な数少ない狙撃火器である。

しかし、決戦兵器級とは人類が保有する最終戦力の一つであり、極めて強力だが頻繁に支援任務に呼び出せるような機体ではない。そこで超大口径スナイパーライフルだけを、40～50m級の機体のみで運用可能とするプランが模索された。
そこでベース機に選ばれたのが、軽量で高い拡張性を持つ特殊部隊向け陸戦機＜炎槍＞だった。

本機は＜炎槍＞をベースとして、ライフルの稼働・砲撃管制にのみ特化したガンナータイプとして改修されている。
背面に背負っている巨大なタンク型の装備は、ドライブさせるために莫大な電力を要求するライフルに電力供給を行うための大型サブジェネレーター。後腰部から伸びている箱型の装備は、莫大な排熱を処理するための冷却材タンク＆排熱システムである。

運用の際には、ライフル1門につき一個小隊が必要となる。
・ライフルを稼働させるガンナー機。
・指揮＆ライフルを運搬する指揮官機。
・目標地点を精密に観測する電子戦機。
・護衛用の直掩機。
結局のところ運用に難がある機体となってしまっているが、各地の戦線で上げた戦果は決して少なくない。特に南アメリカのマゼラン海峡戦線においては、超大型級の蜘蛛型敵獣＜93号＞の討伐にも貢献したとされる。